Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部で教えています。政治学部准教授、国際関係学科主任、そしてアジア学科主任。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。

ハリス副大統領候補

今回は珍しく予想が当たった。



この調子でバイデン・ハリスの当選を予想したいが、前回痛い目にあっているのでここで止めとこうw。

シラバス完成

秋学期に教える安全保障のゼミのシラバスが完成した。早速ゼミ生にメールで配布。私のゼミでは連絡事項のあとは、初日からいきなり宿題の議論に入るので、準備に必要な質問も幾つか送っておいた。

今回はコロナ肺炎のネタとして、生物兵器の恐ろしさに関する文献も取り入れた。

また、ゼミ生の数人はロシアと中国の軍事問題に興味があるようで、その分野も例年に比べて充実させた。

今夏二度目の大学訪問

昨日は久しぶりに大学を訪れた。1ヵ月半ぶりだ。



あと10日で秋学期が始まるため、授業で使う予定の教室やコンピューター設備などの講義を受け、実際に使えるか確認するためである。

他にも大量に溜まっていた論文十数本を印刷したり、郵便を受け取ったり、図書館で書籍を渡してもらったりと大忙し。

その後は買い物のためコスコなど3店回った。ヘトヘトになって帰宅。

ところで大学キャンパスを歩いていて気付いたこと一つ。外を歩いている人で(学生や大学訪問していた家族)マスクをしている人は10%にも満たなかった…。

拙稿「人種問題で揺れたアメリカの民軍関係」が出版されました@治安フォーラム

連載させて頂いている治安フォーラムにて、拙稿「人種問題で揺れたアメリカの民軍関係」が掲載されました。



今回は、「ブラック・ライブス・マター」運動に関するアメリカ国内の人種問題に焦点を充て、それが米軍と政治家との間にどのような影響を与えているのか、米軍基地の名前は変わるのか、軍事予算はどう変化するのか、そして日本の防衛にどのような含蓄を持つのか、などの問題について書きました。

興味のある方は是非どうぞ。

韓国のG7参加に反対する日本

ロビイストと一緒に仕事をしていて教わったことがいくつかある。その一つに、ロビー活動が成功する場合というのは、それ無しでは起こらない出来事を起こらせるのではなく、それ無しでは起きていただろうと思われる出来事を事前に静かにもみ消す場合、というのがあった。

今回の韓国のG7参加にドイツなどが反対し始めたのも、それがあるのかもしれない。というのも、表に出ない外交の舞台で日本のロビー活動が成功していた可能性があるからである。日本の国益の重要性を考えれば十分投資する価値のある案件である。


もちろん証拠は出せないが、 もし日本がロビー活動していたのなら立役者は外務省だろう。記事にされてもよいくらいだと感じる。もし韓国が参加していれば、徴用工問題、現行の貿易紛争、そして例の土下座銅像の問題に加え、日本にとってさらに良くない状況が作られていただろう。

F2戦闘機の体験搭乗

河野防衛大臣が百里でF2戦闘機に体験搭乗したとの報。

隊員の方々と一緒に実践するのはとても大切なこと。6Gまで出したというが、それは我々にはとても大変なことで、私のように健康体(を持つと思われる)の人間でも、呼吸や吐き気などが相当きつかったことは過去にも記していると思う。

確かグレーアウトもその時に経験したと、JBプレスへの寄稿論文で書いたと思う。


秋学期の始業まで2週間

秋学期の始業まで2週間を切った。

アメリカ各地では完全にリモートに移行した大学が増えている中、私の大学は今のところ、教室での授業とリモートのコンボで行くようだ。ハイブリッド形式の是非は今夏色々議論されている。

しかし各地ではコロナ感染が未だに広がっており、終息の時期が見出せない。新学期になれば感染者の拡大は避けられない。

従ってリモートに完全移行するのは時間の問題だろう。多くの学生は来週中には入寮するようだが、結局のところリモート授業になるのなら、その際の保障など考えるべきだろう。


今秋の予定

秋学期に担当する授業は一コマで、2時間半のゼミを週に一度行う。安全保障のゼミで、4年生と大学院生を中心とした政治学と国際関係学部の精鋭13人を集めた。

月一の学部会議はズームなので、大学には週一の通勤で済みそうだ。ただ、このゼミがオンラインに移行すれば、通勤自体がなくなることになる。

コロナのおかげで春夏同様、今秋の予定は大きく狂ってしまった。

紅葉の美しい時期に、パリとアムステルダムへの出張を予定していたが、両方とも吹っ飛んだ。9月に予定していたアメリカ政治学会の年次会もオンラインになり、今回はキャンセルすることした。

大統領選挙の数日前には国際関係学科の担任を集めてオンラインのプレゼンをすることなどは予定している。

近い将来の共和党大統領候補(の一人)

近い将来の共和党大統領候補の一人、とくとご覧あれ。



幅広い政治ネットワークを使い、大きなスキャンダルからも「復活」し、不屈の精神で闘うグライテン。ミズーリ州前知事である。

ペンス副大統領の助けを経てワシントンに向かっているようだ。かつて所属していた海軍を足場に使い国家安全保障会議での政治人用を狙っているとのこと。

11月の選挙とコロナの動向によっては年内のトランプ政権入りも十分考えられる。関係者には注目を促したい。

研究出版のオープン・アクセス運動

研究に関する記事を2本。

まずはアメリカでの、研究出版のオープン・アクセス(無料公開)へ向けての動き。


私が今回参加することになった Global Studies Quarterly もオープン・アクセスを強みとする。



そして最初の記事で言及されているエルゼビアの担当者による見解。コロナの研究論文では出版社による撤回の頻度が高まっているとのこと。理解はできるが、人命が本当に関わっているので今後も気をつけては頂きたい。

 

ちなみにカリフォルニア大学機構、ニューヨーク州立大学機構、ノースカロライナ大学チャペルヒル、そしてマサチューセッツ工科大学は、オープン・アクセス化を拒否したエルゼビアとの提携を解除した。
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