ここ数日の間、サイバー安保の学問の世界を騒がせているのがこの論文。
まだ完読していないため詳細は書けないのだが、基本的に私の現在の見方に近い。サイバーと軍事における領域横断戦争を行うこと自体、簡単なことではない。
ただ、観察したサイバー攻撃のデータは不完全のようだ。ロシア含む様々な国家からの攻撃の統計を取っておらず、数は多いが極めて部分的なDDOSなどに焦点を置いているため、戦争の全体像は恐らく掴めてはいないだろう。
ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部准教授及び国際関係学科主任。専門はサイバー、国際安全保障。航空自衛隊幹部学校客員研究員(2016-18)