Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

大学全体の研究会に出席

木曜日は一週間ぶりに職場に顔を出し、大学全体の研究会に出席した。20名ほどの教授陣が集まり、放校したアメリカ政府の機関に研究をアピール。参加者の大半は理系で気候変動やセントルイス地域の環境汚染、ドローンを用いたビジネス応用(写真下)など重要な研究を披露していた。

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文型の私は自分が進めている、東アジアの安全保障問題と中東におけるテロやゲリラ戦争の研究を発表した。参加者の反応はまずまずで、今後はこれに徐々に花が咲くことを祈っている。

今学期の授業が開始

今学期の授業が始まった。教えているアメリカ外交政策のゼミには15名が登録し、6名が大学院生。初日から中々楽しい授業をすることができた。

国際関係学に興味を持つ生徒は私の授業をリピートする傾向が強く、今回も15名のうち6・7名は既に名前も覚えている。リピーターは特に授業によく参加する傾向も強いので、こちらもやりやすい。

初日の授業ではゼミの説明や自己紹介などから始まり、徐々にエンジンをかけて現在のアメリカ外交について話を進めた。特にトランプの著書を予め宿題として出していたので、それを使って面白い意見を生徒たちから引き出すことができた。

次回の授業は2週間後だが、その時にはアメリカ外交政策に関わる主要人物の顔当てクイズを行う。14名の写真を見せて、そのうちの10名の名前と役職を正確に紙に書かせるものである。以下の写真はその中の一人。この人の名前と役職を聞いてみたら、それをすぐに言える生徒がいたので、良い意味で少し驚いた。楽しいゼミになりそうだ。

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正解はCIA長官のマイク・ポンペオ

日本の防衛政策の論文

数ヵ月前に完成した論文が専門誌に掲載されることになった。International Studies Perspectives で、内容は日本の防衛政策。またひとつ業績を積み重ねることができて嬉しい。

年度初の学部会議

木曜日は学部会議があり、ほぼ一週間ぶりに職場に赴いた。新しいオフィスの掃除をする時間もなく、会議を2つこなした。

話の内容は採用の準備や進行の仕方が主だった。特に大きな不具合も無く会議は終了。

新しい同僚が2人加わり、彼らとも短い間だが少し話すことができた。

日食の経験@セントルイス

38年ぶりにアメリカを横断した日食はここセントルイスも通過した。昼ごろだったので我々も自宅で鑑賞することができた。

日食の写真はあらゆるサイトで出ているので、日食の瞬間(1分ほど)の自宅内部の模様と、窓から見た近所の様子の写真を掲載する。

まずは近所の様子。隣の家からは「オーマイガッド」の声が聞こえた。

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家の中の様子。ここまで暗くなる。

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トランプ政権における政府職の変化

トランプ政権の不安定性は今後も続く見通しであり、悪化の一行をたどる可能性もある。それに伴い様々な変化が起きている。国務省を含む政府機関に優秀な人物が入らなくなってきているのである。

私の元同僚だったアンは政府系の奨学金を受賞し、1年間の契約で国務省で仕事をするはずだった。専門はイスラム教とアメリカの外交で、国務省の宗教と国際関係のオフィスで働くことが決まっていた。ところがトランプ政権はイスラムに対して極めて不条理な政策を発表し、国務省の予算も30%近く削減する方針を発表した。

案の定、アンは国務省での仕事を諦めた。ワシントンのシンクタンクに収まった。

この種の変化が今後アメリカの国益に有益に働くはずがない。トランプ政権内の人事は凄い勢いで変化が続いているが、この人事が安定しない限りは政策の安定も見込めない。現在ホワイトハウスで実権を握っている(はずの)ジョン・ケリー、マクマスター等の人物に少しでもまともな方向にトランプを引っ張ってもらいたい。

同僚からの誕生日メッセージ

私の誕生日はアメリカでは夏休みに当たるため、基本的に職場で祝ってもらうことはない。でも今年は珍しく、誕生日カードを頂いた。春学期が終わる5月上旬に、みんなが集まったときに書いてくれたのだろう。嬉しいね。

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2ヶ月ぶりに職場に戻ると

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私の学部ではこのような人を今年採用します・2

先日書いた教員募集のアドが完成したので掲載します。

Saint Louis University, a Catholic, Jesuit institution dedicated to student learning, research, health care, and service, seeks applicants for a tenure track position in comparative politics or international relations starting in August 2018. Candidate must be able to teach classes in research methods. Cross-regional or Middle East expertise is desirable. Previous teaching experience and a PhD in Political Science are preferred, but ABD candidates will be considered. The appointment will be at the level of Assistant Professor. The teaching assignment is a 2/2. The department offers a BA and MA and, in coordination with the Sociology/Anthropology department a PhD in Public and Social Policy.

All applications must be made online at http://jobs.slu.edu; however, this position is not yet posted on that website and cannot receive applications until it is. Department representatives will be interviewing candidates at the APSA Annual Meeting. Candidates who would like to be considered for an interview should e-mail a CV to sharilyn.bazile@slu.edu as soon as possible. More information on materials required for the application will be shared once the positions posts.

Saint Louis University is an equal opportunity/affirmative action employer. All qualified candidates will receive consideration for the position applied for without regard to race, sex, age, national origin, disability, marital status, sexual orientation, military/veteran status, gender identity, or other non-merit factors. We welcome and encourage applications from racial minorities, women, protected veterans, and individuals with disabilities (including disabled veterans). If accommodations are needed for completing the application and/or the interviewing process, please contact Human Resources at 314-977-5847.

ワシントン大学での講演

ワシントン大学の教授から講演の依頼を受けた。来春、北朝鮮の核兵器に関する論文をそこで発表する。

この大学ではこれで3度目の講演となる。最初は核兵器の話、2度目は今年の2月、日本の防衛力に関して話した。

忙しい毎日だが地元エリアの学問の発展に貢献できれば嬉しい。

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