Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部で教えています。政治学部准教授、国際関係学科主任、そしてアジア学科主任。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。

Al Hayat アラブ料理店@ハーグ

数ヶ月前に訪れた、オランダはハーグにあるアラブ料理店にて。店名は al Hayat

外が見える良い席を取った。写真左手にはフーカが見える。
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宗教色のあるインテリアが印象的だ。英語も通じ出された料理も美味しかった。
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ビールはレバノン産のアルマザ。
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壁に架かっていた絵画。
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マティス元国防長官によるトランプ政権批判@アトランティック

今まで沈黙を守っていたマティス元国防長官による、トランプ政権批判の書。



トランプ大統領は憲法を護ろうとせず、アメリカ国民を分断しようとしていると糾弾。

必読。

最後の出勤日から3ヶ月経過

最後の出勤日から今日で3ヶ月経過した。あまり違和感はない。大学のオフィスに何を忘れてきてしまったなど、詳しく覚えていない。研究に必要な文献も図書館の係がメールで送ってくれるので、支障はない。

オフィスは大学の人が掃除してくれているようなので、埃などはあまり気になっていない。

今年はコロナの影響で、うちの大学は普段より10日早めで8月の中旬に秋学期の授業を始めるそうだ。というとあと2ヶ月は行くこともないかもしれない。早く始める分、11月下旬の感謝祭の前には授業を終わらせることになるようで、その分冬休みの期間が長くなる。

毎年行われていた博士課程の入学を、一年おきにしてみると…

このブログでは何度かコロナの最中、そしてその後のアメリカの大学教育について書いてきた。







そんな中、今日のクロニクルの記事は興味深かった。記事の主張は、アメリカの博士課程において、今まで毎年行われていた博士課程の入学を、一年おきにするよう考慮することを提案している。



これは基本的に、アメリカの博士課程は文型を含めて返済無しの奨学金がほとんどで、ポスト・コロナの世界ではそれが大きな負担になる背景がある。

コロナの影響で少なくとも今年度は、アメリカ各地の大学のエントリーレベルの助教授の仕事の数が激減する。結果として博士号取得目前の学生は卒業するのを躊躇し、来年もしくは再来年まで延ばそうとする。そうすれば博士課程が飽和し、プログラムの財政難が悪化する。それに対応するため、毎年奨学金付きの入学をさせるのではなく、一年おきの入学を導入することを考えるべきなのではないか、と提案しているのである。

色々難しい案だが、プラスの面も多く、理解はできる。アメリカ博士課程における今後の議論が活発化するのは間違いない。

マティス元国防長官に関する本

マティス元国防長官(発音は「マ」の部分にストレスを置く)に関する本を読んでいる。著者は国防長官時代の彼のスピーチを担当した元海軍将校。在日米軍基地でも任務に就いていたこの幹部は既に米軍を去っている。



出版に際して国防総省ともめたことや、マティス本人もこの本を認めていない点など、問題点は多いようだ。だが読んでいる間はそれらの背景は特に考えず著者の主張を聞きたい。そしてその主張を踏まえてから、より広義の政治の視点から本書を分析したい。

デイリー新潮「 尖閣周辺で中国船が挑発行為、海上民兵による上陸作戦なら海自は手出しできず」

デイリー新潮のこの記事は面白かった。



この程度まで作戦面の分析をする記事は珍しい。シナリオの順序を変えればより読みやすい分析になるだろう。




今年のアメリカ政治学会のプログラム

9月に開催予定のアメリカ政治学会のプログラムが発表された。掲載されている私のパネルは以下の通り。日本人の研究者の方と同じパネルのようだ。


ウサギとリス

近所で見つけた野性のウサギ。
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うちの近くで見つけたリス。
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中国軍に関わる中国人留学生へのビザ対処

トランプ政権が、在米中国人留学生への対応を強化しようとしているようだ。対象となるのは中国軍に関与されると思われる留学生。対象になると学生ビザが無効化され強制的に国外追放されるようだ。



この記事によると、トランプ政権が懸念しているのは、留学生が米国内でスパイ活動を行ったり、知的財産を奪ったりすることだという。結果として在米の三千人から五千人の留学生が対象になるかもしれないようだ。つまりそれくらいの数の留学生が、中国軍との関与が疑われていることを示す。

しかし、それほどの数の人間がスパイの可能性があると思われているのなら、そもそもなぜ今まで何もしていなかったのか、という疑念が沸いてくる。

プリンストン大社会学部の発表

プリンストン大社会学部の発表によると、来年度の博士課程は入学者を取らないとのこと。コロナ不況による財政問題が原因のようだ。



次年度の受験は競争率が相当高いものになるだろう。ただ、少なくとも今年と来年のジョブ・マーケットが大変な状況になるだろうと予測すれば、学部の動きとしてはわからないものではない。

これはプリンストン内のほかの学部までどれほど影響を与えるだろうのか。政治学部には社会学部の志願者が多少流れるだろうから、競争率も多少上がるだろう。

そして他の大学はどのように動くのだろうか。優秀な学生を取りたいと思うだろうが、財政状況が悪いのはどの大学でも同じだろうが、プリンストンよりも酷い場所は結構あるだろう。
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