Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部で教えています。政治学部准教授、国際関係学科主任、そしてアジア学科主任。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。

大学と約束したにも関わらずマスク着用を拒否し、教室から出るよう教員から促されても拒否して授業を受けようとする場合、その教員は何ができるか?

大学の教室で、大学と約束したにも関わらずマスク着用を拒否し、教室から出るよう教員から促されても拒否して授業を受けようとする場合、その教員は何ができるか?

この種の疑問をこの数週間考えていて、学部長とも相談していたが、その答えが今日、大学から与えられた。その旨は以下の通り。

1.まず、大学生は全員、教室含む屋内にいる場合はマスク着用(とソーシャル・ディスタンシング等)が義務付けられた。

2.ADAの基準を満たせば例外として認められ、屋内でもマスク着用の義務が無くなる。しかしその場合、条件無しで教室で授業を受けられるというわけではなく、教員らと相談し対応を決めなくてはならない。

3.マスク着用を拒否する生徒に対して、教員はマスク着用を促すことができるが、強制することはできない。

4.それでも着用を拒否し授業に参加しようとする場合、教員はその授業を中止し、生徒を家に返す権利がある。その場合、拒否した生徒を大学の上層部に通告し、今後の対応を決める義務が発生する。それにより、生徒の退学に至る場合もある。

とのこと。これは私の大学の規則で他の大学に適応するわけではないが、私の中では納得のいく政策ではある。

これ以外のシナリオも考えられるが、とりあえずはこれを念頭に来週の授業をこなす予定。

物議を醸した米軍トップへの公開レター

影響力ある退役軍人による公開レターは、トランプが選挙に負けホワイトハウスからの「撤退」を拒否する場合、米軍トップに前代未聞の動きをとるよう促している。が、レターの宛先が的外れとの指摘もある。



今後数ヶ月の間はアメリカの民軍関係に大きなインパクトを与える議論に成熟するかもしれない。

マスクを着け始めた大学生

一週間ぶりに勤務先を訪れた。来週から授業が始まるため、教室のネット環境とズーム含む技術の確認のためである。初日の授業は自宅から受ける生徒がいるため、ゼミを行いながらそれを遠隔操作で同時配信する技術をマスターしなければならないからである。

大学の駐車場から学部ビルまで歩いた。今週は入寮の時期なので、家族連れで大学を訪れ自室に持ち込む荷物を運んでいる生徒が多い。

そこで気付いたことは、合計百人以上見た歩行者の全員が、マスクを着用していたことである。これは以前とは大きく異なり、人間はこんなに簡単に変わることができるのかと少し安心した。

三島由紀夫の「金閣寺」読了

三島由紀夫の「金閣寺」読了。良かった。

舞台のひとつに京都の宮津があるのだが、京都はもとより、ここは過去訪れた場所だったので特に嬉しかった。

次はトルストイの「戦争と平和」を読む予定。学生時代に一度英語で読んだが、今度は日本語版w。


ハリス副大統領候補

今回は珍しく予想が当たった。



この調子でバイデン・ハリスの当選を予想したいが、前回痛い目にあっているのでここで止めとこうw。

シラバス完成

秋学期に教える安全保障のゼミのシラバスが完成した。早速ゼミ生にメールで配布。私のゼミでは連絡事項のあとは、初日からいきなり宿題の議論に入るので、準備に必要な質問も幾つか送っておいた。

今回はコロナ肺炎のネタとして、生物兵器の恐ろしさに関する文献も取り入れた。

また、ゼミ生の数人はロシアと中国の軍事問題に興味があるようで、その分野も例年に比べて充実させた。

今夏二度目の大学訪問

昨日は久しぶりに大学を訪れた。1ヵ月半ぶりだ。



あと10日で秋学期が始まるため、授業で使う予定の教室やコンピューター設備などの講義を受け、実際に使えるか確認するためである。

他にも大量に溜まっていた論文十数本を印刷したり、郵便を受け取ったり、図書館で書籍を渡してもらったりと大忙し。

その後は買い物のためコスコなど3店回った。ヘトヘトになって帰宅。

ところで大学キャンパスを歩いていて気付いたこと一つ。外を歩いている人で(学生や大学訪問していた家族)マスクをしている人は10%にも満たなかった…。

拙稿「人種問題で揺れたアメリカの民軍関係」が出版されました@治安フォーラム

連載させて頂いている治安フォーラムにて、拙稿「人種問題で揺れたアメリカの民軍関係」が掲載されました。



今回は、「ブラック・ライブス・マター」運動に関するアメリカ国内の人種問題に焦点を充て、それが米軍と政治家との間にどのような影響を与えているのか、米軍基地の名前は変わるのか、軍事予算はどう変化するのか、そして日本の防衛にどのような含蓄を持つのか、などの問題について書きました。

興味のある方は是非どうぞ。

韓国のG7参加に反対する日本

ロビイストと一緒に仕事をしていて教わったことがいくつかある。その一つに、ロビー活動が成功する場合というのは、それ無しでは起こらない出来事を起こらせるのではなく、それ無しでは起きていただろうと思われる出来事を事前に静かにもみ消す場合、というのがあった。

今回の韓国のG7参加にドイツなどが反対し始めたのも、それがあるのかもしれない。というのも、表に出ない外交の舞台で日本のロビー活動が成功していた可能性があるからである。日本の国益の重要性を考えれば十分投資する価値のある案件である。


もちろん証拠は出せないが、 もし日本がロビー活動していたのなら立役者は外務省だろう。記事にされてもよいくらいだと感じる。もし韓国が参加していれば、徴用工問題、現行の貿易紛争、そして例の土下座銅像の問題に加え、日本にとってさらに良くない状況が作られていただろう。

F2戦闘機の体験搭乗

河野防衛大臣が百里でF2戦闘機に体験搭乗したとの報。

隊員の方々と一緒に実践するのはとても大切なこと。6Gまで出したというが、それは我々にはとても大変なことで、私のように健康体(を持つと思われる)の人間でも、呼吸や吐き気などが相当きつかったことは過去にも記していると思う。

確かグレーアウトもその時に経験したと、JBプレスへの寄稿論文で書いたと思う。


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