Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

2008年01月

先輩に有名大学からオファー!

先ほどペンの先輩からメールがあり、今月中旬に面接を受けていた大学から教職のオファーが来たとの報告が! まだ本人の名も大学の名もここには書けないが(同業者は例のサイトなどでいずれ分かるだろうが)、この大学はアメリカの私立の有名大学。あまり面接と論文の発表が上手く行かなかったと先週金曜会った時に本人は嘆いていたがそれが見事にどんでん返し。同じく面接に呼ばれていた強敵のライバル二人を蹴散らし見事にオファーをゲット。ワ・ン・ダ・フ・ル。

彼のこの面接のために、今月上旬フィリーに行って準備の手伝いをしていた(参照:「ありがとう」のためになら…)。それが功を奏したのかもしれない。徹底的に弱点を指摘してプレゼンの向上の仕方などを話していたからね。少しでも手助けができて良かった。そしてこの先輩の経験は我が大学に良い先例を生み出したし、後輩の私にも活力を与えてくれる。私も来年には博士論文を終わらせる予定の身。頑張ろう。

早速彼に電話してお祝いの言葉を送った。嬉しそうだった。良かったねー。

フィリーには来週また戻る予定だが、その時にはディナーご馳走させたる。ノーとは言わせん。

元生徒がイギリス大学院の奨学金獲得!

先ほどペンでの教え子の一人からメールが入り、今年秋からのイギリスの大学院修士課程での奨学金(2年間の学費やら生活費やら考えうる費用全て)を獲得したと連絡があった(参照:久しぶりの推薦状)。

Hooray!
 

この奨学金はアメリカで最も競争率の高い奨学金の一つで、ペン大学内だけでも優秀な生徒の間で激しい競争があったはず。私の推薦状がどこまで役に立ったかは分からないが、この生徒は私に一番に教えてくれた。俺も自分のように嬉しいぜ。

今まで何度も数々の生徒に推薦状を書いていろいろなサポートをしてきた。普通の大学院の受験にしろ、就職にしろ、ワシントンでのインターンシップへの推薦状にしろ、留学のための推薦状にしろ、誰一人拒まず書いてきた。けれども今回のほど有名で、長期に渡って大金を出す奨学金は初めて。2年間の授業料、生活費、健康保険、交通費、プラス小遣いなど全て合わせて、それに最近のポンド高を考えれば合計金額はゆうに一千万は超すと思う。彼女の行き先はまだ決まっていないが、とりあえずロンドン大学キングス・カレッジの戦争学部には合格していると聞いている。残りはオックスフォードとケンブリッジ! 幸運を祈る!

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Enya "The Memory Of The Trees"
http://www.youtube.com/watch?v=KIpt_BIrIzM

酔っ払いのランデブー

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土曜は毎週恒例のドッジボール。場所は先週と同じケイトー研究所にて。写真はゲーム開始合図の直前(参照:暗闇のドッジボール@ケイトー研究所)。見る限り映画グーニーズに出てきそうな一面。それでもこいつら全員大人です。真ん中は最近親しくなったブルッキングスのブランドン。

仲間のトムが差し入れてくれたビールを飲みながらのプレーは酔っ払いが続出。2時間通しての遊びなので翌日の日曜と月曜は激しい筋肉痛。また、幾つか事情があり来週からはアメフトに戻ります。

ドッジボールの後はペンの同僚のウェンディらと共に打ち上げ。デュポン・サークル東のスポーツ・バーにて。泣く子も黙るランド研究所で勤務し日本語を話す方に紹介された。彼女フェイスブックやってると聞いたがどこにいるのか。

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これ私の最も好きなエンヤの曲の一つ。やっと見つけた。

Enya - Flora's Secret
http://www.youtube.com/watch?v=puu3qFXnrzM&NR=1

ケーキという名のケーキ屋さん(レストラン)

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木曜は午後3時ごろペンに到着。すぐさま学部長のエイブリーに幾つか頼み事をし、新任教授のマイクに少し相談事をし、図書館に赴き必要な文献をチェックアウト。

6時からは博士課程の定期生徒会が開催された。今回は上級の博士候補生にとって重要な関心事がアジェンダに多くあったので私も数ヶ月ぶりに参加。夕食には寿司が振るわれた(かつての生徒会長としての権力を乱用し私が提案。「たまには寿司食わせろ」)。生徒会の参加者は15名ほど。同期のメレディス、ステファン、ウィリー、デイブ、後輩のメラル、ズラル、エリック、ラハマン、ク、ダレイ、ティムも参加。会議は2時間に及び、その後はデイブやメレディスらとしばらく談笑。

翌日金曜日は午前9時から指導教授のジェニファーと朝食会議。場所はフィリー北部のレストランでその名も「ケーキ」。上の写真にあるこのレストランは温室を改造した珍しい建物で、インテリアにはもちろん植物が多く並べられ外からは太陽の光が直接入ってくる、とても明るい場所だった。そこでジェニファーが1時間半もの間、政治学会の話を混ぜながら私の研究提案書のドラフトを撤退的に書き直してくれた。教授から見れば悲しいほどナイーブな提案書だったろうが、文句一つ言わず、そして私が頼んでもいなかったのにここまで懇親的に指導して頂いて感激。帰りにはこのレストランにあるラズベリーケーキをお土産に頂いた。

その後は電車に乗りフィリーに戻り、H-Mart というアジア系デパートにて食材を購入、正午過ぎペンに到着。午後2時半から「エーミックス・クラブ」のいつものメンバーで集合。今回は後輩のダレイの博士論文の計画書(プロスペクタス)の内容について議論。数ヶ月前もこのブログに少し書いたが(大切な後輩たち)、彼は非常に面白いトピックを選んだのだが、そのアプローチの仕方にまだ問題があったため、先輩のジュー、後輩のクと一緒に問題点を多く突いてその解決法の議論をした。2時間。可哀想にダレイも疲れたろうがこのような過程は博士論文の成功には必須だと思う。彼にも頑張って欲しい。

5時、フィリー中心部からバスに乗りワシントンへ。

昔の教え子からの褒め言葉

3週間ぶりのフィリーから。

久しぶりに学部ビルの院生ラウンジに戻ると後輩のズラル(トルコ出身)と再会。彼女の方からやたら話したがっていたので聞くと、どうやら彼女の友人が私のかつての教え子だったらしい。その生徒は私からAは貰えなかったようで悔しがっていたらしいが、それでも私の授業を気に入ってくれて最高のTAだったと褒めていてくれたようだ。

先日も似たような事を書いたが(4つの嬉しいこと)、こう聞くと教職を選んで嬉しく思うし自信につながる。毎日毎日頑張って準備して本当に良かった。
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