今月最後のエントリーは私の故郷に関して。
日曜日は数日振りに越谷へ。今まで気になっていた、最近新しくできたイオンレイクタウンに足を延ばした。ここは私にとっては思い出の深い見田方遺跡の場所に作られたものである。
足を踏み入れるとそこにあるのはアメリカのショッピングモール。実際私の知っているアメリカの大手のモールよりも大きな規模で圧倒された。
内部で見る言葉の大半が英語であった事にも驚いた。そこまでするかい!と思うほど、店の名前の多くが英語。テナントも外資系多し。モールから一足踏み出せば草ぼうぼうの荒地が続く。また、私の同窓で覚えている人もいるだろうが、私たちの中学時代は、この見田方遺跡の周りで毎年マラソン大会をやっていた。男女別だが全学年同時に競争した、懐かしい思い出である。小学生の時にはここで夏キャンプもしていた。
懐かしく思いながら、その後は地元のバスに乗って私の卒業した小学校へ。数年振りにグラウンドに立つと、地元の少年野球チームが練習をしていた。私も昔はその一部で、毎週末練習に励んでいた。これまたなんて懐かしい風景。
小学校から越谷駅への徒歩の道、きれいなアジサイを見つけた。私がかつて住んでいた家の近くも徐々に変化している。
数分歩いて駅前に着くと、先日の小中学の同窓会の話のネタにも出てきた、結構みんな行っている、馴染みのラーメン屋で昼食を取った。
その同窓会で語った事は、故郷を歩き回るのは私にとっては年に一度できる程度の非常に大切なイベントだという事。他の人には中々理解されないかもしれないが、故郷から距離が離れるにつれ、そこへの思いやりは一方的に強まってゆく。世界中どこにいようがその法則は変わらない。
来年、就職先がどこに決まろうとこの気持ちは大切にしたい。