Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部で教えています。政治学部准教授、国際関係学科主任、そしてアジア学科主任。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。

2009年12月

ソマリア論文の完成にテロリズムの終焉に関する一冊

この1・2週間を使って頑張って書いたソマリア紛争の論文、もう完成に近づき、あと数時間でジャーナルに送付する。結構いい感じでまとまり自分でも気に入っている。そしてこの論文を通して、ソマリアの政情を以前より増して理解する事ができて嬉しく思う。ちなみにこの論文は、合計で10章ある私の博士論文の中の1章を修正・加筆したもので、題名は "Containing the Escalation of Somali Insurgency: Lessons of British Counterinsurgency in Somaliland" でした。

同時に進んでいるのが、別のジャーナルから頼まれた書評のために読んでいる、クローニンのテロリズムの終焉に関する一冊。読んでいて予想以上に良い本だと分かった。テロの授業を教える際には必須図書として選ばれるべきだと思う。比較対照として読んでいた、セスの How Terrorist Groups End よりも深く、論理的で詳細も満載の素晴らしい一冊である。

前回ジャーナルに寄稿した、David Ucko による The New Counterinsurgency Era の時のように、またこのブログでも時折見られるように、私による書評は一般的に非常に批判的である。ただクローニンのこの本は欠陥を見つけるのに苦労するのと同時に、その欠陥を批評の一部として構成し、更にその批判を私自身が守れるだけの論理立てをするのに苦労する。従って必然的に褒める部分が多くなり、この本を読んでいる自分に対しても、その価値を味わいながら読書を楽しむ事ができる。

日本のプロ野球チームを全て言えるアメリカ人を見つけた

valiant_american_soldier_p%20copy今日、学部の院生ラウンジで後輩のエリックと話していたら、最近の松井のエンゼルス入りの話から入り、日本のプロ野球の話になって少し盛り上がった。

そしたら突然エリックが、日本のプロ野球チームの名前を言い始めた。「読売ジャイアンツ」から始まって「阪神タイガース」、「近鉄バファローズ(古)」、「西武ライオンズ」など。流石に途中でスローダウンし始めて、「他になんだったっけ」と言うので、「ダイエー…」や「日本ハム…」と最初の言葉を言ってやったら、「ホークス」や「ファイターズ」と、その下を全て当ててた。www

アメリカ保守思想を強く信じる、すしが大好きな親日の可愛い後輩、エリックのブログはここから(本人の承諾得)。

http://www.erictrager.org/Trager/Welcome.html

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数日前にウェストポイントで発表されたアフガニスタンへの米軍増派政策。正規軍は3万兵の予定だが、それに伴い派兵される請負軍人(private soldiers もしくは簡単に contractors)の数は何と倍に近い5万6千。アフガニスタンで活動する請負軍人の数はこれで16万近くに及ぶという。これはアメリカの軍事史でみる最大の請負軍人の数だが、それ以上に重要なのは南アジア地域における請負軍人への米軍の依存度と、実際の軍事活動の規模の大きさ。

結局今回は、3万ではなく、大体で10万兵近くの増兵だった模様。

(ミーハー再び)今この有名人を見た!

今ニューヨークにいるんだけれど、今さっきクリス・ノースを見た。ほんの2m先で、携帯で話してた。セックス・アンド・ザ・シティに出てる彼、その存在に気づいたのは俺だけだった(よ)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9

見た感じは普通のおっさんだった。ジーパン履いて、黒いジャケット着て、さすがにいい男だけれど、俺の方がカッコ良かったマジで

すんご。

場所はアスター・プレイス前のスタバにて。午後2時半。

綺麗だね

今年はくっきり、ふたご座流星群【2009】

http://www.youtube.com/watch?v=WtcsJZY_jLo

ここに政治は見つからんかね。

日本帰国までのカウントダウン

天候と気温のあまりに急激な変化に耐えられず不意に風邪を引いてしまったのりっぺです。皆様こんにちは。

ただもう快方に向かっているのでご心配なさらずに。おかげさまでソマリアの論文もしっかり進んでおります。

日本への帰国までもう数日となりました。今年最後の週に東京に戻ります。あまり長居はできないけれど家族や友人との再会を楽しみにしています。

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いいニュースが一つ。来年2月の口答試験の際、遥か彼方のダートマス大で教えている指導教官のダリルが、わざわざ(大学の位置する)ニューハンプシャーから飛行機で来てくれ、私の口頭試験に参加してくれる事になった。めっさ嬉しい。ダリルの当日の存在は特に必要ではないのだけれど、博士過程で最も難しい事の一つが指導教官とのスケジュールの立て方なので、今回上手く行きそうで良かった。彼には本当に可愛がってもらってる。

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最後になりますが、現在このブログの引越し先を探しています。今後数週間のうちにアドレスが変わる可能性がございますので、ご注意下さい。その際にはもちろん、ここに移転先を記す予定です。
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