Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

2011年03月

東南アジアの写真2

タイ空軍博物館にて。
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バンコクのワット・ポー
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定番、バンコクのマクドナルド
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イントラムロスの近くのマニラ大聖堂
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東南アジア出張での写真

約2週間に渡る引率としての私のミッションは無事完了。今回は東南アジア数カ国で撮った出張での写真をいくつか掲載します。私を除く関係者のプライバシーはできる限り守っております。

タイはバンコク滞在で使ったホテルにて。タイ空軍本部へ向かう前にロビーに集合する生徒たち。
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マレーシアはポート・ディクソンのPKOトレーニング・センターにて。
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マレーシアのマラッカにて、マラッカ海峡を眺める。
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フィリピンはマニラにて。有名なザンボアンガ・レストランでディナーショーを楽しむ生徒たち。
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フィリピンでの一波乱

出張の一環でフィリピンに来ている。マニラの北に位置するフィリピン空軍第一航空隊本部を訪れていた際、重度の食中毒にかかり会議の真っ最中に倒れてしまった。原因は恐らく昼食時に飲んだアイスコーヒー。強いバクテリアに体全体を一気に攻撃され、両側から抱えられないと歩けない状態になってしまった。

会議をホストして下さっていた相手の将軍とスタッフの大佐・中佐数名に大変な迷惑をかけてしまった他、航空隊本部の医務室を借りてベッドの上で薬を当てられ、うちのメディカル・チームに応急処置を受けるという、恥ずかしい経験をした。ずっとカメラのシャッターを切られている環境での出張だったが、この時だけは誰も私の写真は撮らなかった。

今は順調に回復している。

倒れたのが私一人だったのが幸い。そして何より何ひとつ不満を言わずにしっかりと私を助けてくれたスタッフに感謝したい。

バンコクでの記録

この時期にこの状況で仕事に集中するのは容易なことではない。それでもここ数日はバンコクにて自分の任務をこなす日々が続く。

ある日はタイの空軍本部を訪れトップから現状と今後についてのブリーフィングを受け、基地を回った。タイ軍の最高研究機関を訪問した際には、我々側と相手側の間で極めてフランクで、正直な議論と質疑応答が繰り広げられた。相手側には日本出身の私の事はすでに伝わっており、3つ星の将軍の方から東北地方での災害に関して遺憾を意を直接伝えられた。バンコクでの移動の最中は我々のために交通規制をかけるほど良い扱いを受けている。

一方でタイの経済状況に関する別のブリーフィングでは中国の経済成長の意味合いについて、ここでも参加者内でヒートアップした議論が繰り広げられた。バンコクのアメリカ大使館を訪れた際には私が目の前にいるにも関わらずタイ国内の政治・軍事面での状況の詳細の説明を受け、ここでもトップの方が私のほうにアプローチをかけてくれ日本の災害被害者に関しての辛い思いを伝えてくれた。

東北地方での現状が一刻も早く回復し、原発の被害もこれから最小限に食い止めることができるよう、私個人も強く祈っている。

祈り

今回の事件でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、被害にあわれた全ての方々が一刻も早く回復できるようお祈りしております。

バンコクで出張中だが日本での現状が気になって仕事に集中するのが大変な状況。不安と時差ぼけで睡眠にも影響があるが、現地で苦しむ方々の苦労とは比べられない。日本政府のより中心的なリーダーシップを強く願うのと同時に、今後の状況の変化によっては関東地方全体の避難の必要を真剣に考えるべきだと思う。

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