Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部准教授及び国際関係学科主任。専門はサイバー、国際安全保障。航空自衛隊幹部学校客員研究員(2016-18)

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2011年04月

東南アジアの写真3枚

出張時の写真を3枚追加。

タイ空軍博物館を歩く。
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先日掲載したクアラルンプールはバトゥ洞窟の入り口にて。左の長い階段を上って、洞窟内にあるお寺をお参りした。右下の後姿が私。
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マレーシアのマラッカにある中華系寺院を訪れ、お寺の方のブリーフィングを受けるグループ一行。
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研究奨学金に合格!

今週は集中を要する授業が珍しく3つ入り、準備に追われる毎日を過ごして疲れが溜まっていた所、空軍の国家安全保障研究所から連絡があり、去年応募していた研究奨学金に合格したとの報が入った。早速学部長に伝えると喜んでくれた。これで世界数カ国を回っての現地調査ができる。嬉しい。

今回の写真は先月の出張から。

一枚目はマレーシアはマラッカの町を探索するところ。首都のクアラルンプールから車で2時間ほど。生徒が町を行く我々の後姿を撮っていた。
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これはクアラルンプール郊外のバトゥ洞窟にて。2年前にマレーシアのイポーを訪れた際には中華系の洞窟を探索したことがあったが、今回のはヒンズー系。長い階段を上って頂上を目指す生徒に駆け足競争を挑んだが誰も乗らず、悲しいかな一人で駆け上がる写真の私。
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ソフトボールの試合にて

先日開かれた、戦争大学対抗運動会のソフトボールの試合にて。チームキャプテンのJJが左で、チームコーチの私が右。結果は理想的でなくとも試合中はミスしてもメンバー同士励ましあう、最初から最後まで仲の良い素晴らしいチームだった。

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アメリカ陸軍戦争大学@カーライルにて

今週はペンシルベニア州カーライル・バラックスへ出張。アメリカ陸軍戦争大学にて。大学内部のツアーも楽しかった。

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講義は大成功、そしてこれからロード・トリップへ

先日の講義は大成功だった。当日は朝5時に起きて準備と練習を繰り返し本番に備えた。45分の間で突っ走るパワーポイントのスライドは40枚を超え、生徒の視点になって質の向上に特に努めた。

大学全体にテレビで中継放送された講義は予想していたよりもリラックスでき、200名ほどの生徒(250名の中の数名は別の授業に参加)、そして大学上部の方々の前でもユーモアを混ぜて自由に話すことができた。講義の舞台に上る時と降りる時はそれぞれ生徒らから歓声をもらい、肝心の講義も間違えることもなく早いスピードで45分が終わった。

その後の30分に渡る質疑応答では難しい、素晴らしい質問が連発され少し戸惑うこともあったが、これもユーモアを混ぜたりしてうまく答えることができた。同時にいくつか自分の弱点も発見することができ、習得した点は多かった。

講義の後は同僚の教授陣から祝福の言葉を頂き、達成感を感じた。廊下を歩くと自分の生徒ではない佐官からも良かったよとの感想をもらった。

過酷な準備とハードなプレッシャーのため、講義が終わったあとは重度の疲れを感じたが、何よりも達成感で一杯だった。講義をする際は毎回違う聴衆を相手にするものだが、200人の佐官相手にこれができれば、人前のプレゼンテーションに関して恐れるものは少ない。そんな感じで、助教授一年目の講義は成功に終わった。

今日はこれから車を走らせ、待ちに待ったロード・トリップ。アパラチア山脈を越え、ワシントンDCで観光して最終目的地のペンシルベニア州カーライルまで10数時間。真っ最中の春と桜を楽しむ東海岸を駆け上ってくる。

写真は、フィリピンのアメリカ大使館で手に入れた、アメリカ海兵隊の Marine Security Guard Detachment の刺繍が入っているシャツ。
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人生最大の講義を前にして

明日、大学で一番大きな講堂で250名の佐官を前に東南アジアの講義をする。自分の人生で一番大きな講義である。副学部長から紹介を受けた後、45分のレクチャーに続いて30分ほどの質疑応答。

プレッシャーと戦いながら、ここ数日の間徹底して準備をしてきた。あとはこの内容を全て暗記して自然体で挑むのみ。頑張ります。

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