毎週月曜日恒例の大学内の教授ランチミーティングに参加。そこで大学の校長と一緒に食べる機会があった。
もう過去に数回個別にも話してあったので緊張は少しですみ、今回はお互いの個人的な話をすることができた。良い意味で我々庶民的な視点で物事を話す気さくな将軍との印象を受けた。
思えば前の校長とも似たような機会がありその時も楽しい時間を過ごすことができた。
そして昨日は国際政治学会(IPSA)から連絡があり、来年6月にスペインのマドリッドで開かれる学会に合格したとの報を受けた。発表予定の論文は先日ジャーナルに投稿した、すでに1年半ほど費やした論文。現時点での参加は不明だが、珍しい機会なので是非挑戦したいと思う。
出展:http://www.fodors.com/world/europe/spain/madrid/
2011年11月
今年も終わりに近づいてきた。授業のある週は残りわずか。研究のほうは先日論文を一本終わらせジャーナルに投稿した。良い結果がでるよう祈っている。この一本が終わったので今度はフィリピン出張時のを本格的に書き始めた。クリスマス前には仕上げたい。
ネットで朝日新聞を読んでいると、面白いページに遭遇した。ポルトガルの電車の旅を収録しているようだ。
http://psf.dreamlog.jp/archives/51626368.html
と
http://psf.dreamlog.jp/archives/51626948.html
に思い出を載せていたが、場所が重なった写真がいくつか見つかった。まだ2ヶ月ほどして経過していないが懐かしい気持ちになった。ネットのページは
http://doraku.asahi.com/earth/clickdeep/index.html
から。
思えば去年の博士号はNASAのトップのボールデン氏に授与された。ここには書かなかったが当日は、授与式を終えた彼が講堂から出る際、大勢の中でポツンと立っていた私を見つけ、言葉をかけることもなく近づき、初めて会うのにも関わらず男の握手を交わしてくれたのが嬉しかった。
教え子の一人が教えてくれた、ペンの素晴らしい秋。懐かしい。
今週木曜日はアメリカ海兵隊の誕生日。私の大学では朝から講堂でセレモニーが行われ、海兵隊員の学生にお祝いの声をかける。私のゼミでも海兵隊員がおり、昨日の授業の最初に生徒全員と一緒に彼にお祝いの声を送った。
そして金曜日は退役軍人の日で祝日。授業の準備で溜まってきた疲れから体を休ませるのには助かるし、軍隊に入って更に膨らんできた軍人に対して尊敬の気持ちを伝え、同時に自分に対しても self-reflection を行う大切な日でもある。
授業が始まり生徒との交流も一気に増え、空軍そして軍隊全体に対する知識が格段に増えてきた。どの組織でもそうであるようにプラスもマイナスもあるが、軍隊特有のシステムと特徴を理解するにつれ自分にとっても仕事がやりやすくなり、同僚との交流も加速する。
一方で、授業が始まってさらに努力が必要になったのが自分の研究。授業の準備で時間を取られるため、研究出版に関するプレッシャーが一層敏感に感じる。この週末を使って論文一本仕上げて、また次のプロジェクトに進みたい。
ここ最近の授業のペースが速い。自分の研究と少しの事務の仕事に加えて、授業の準備に時間がかかる。助かるのは同僚が非常に友好的なのと、毎週の教授会ではユーモア溢れる会話が飛び交うこと。
今年担当している生徒は去年のと色々な面で違う。去年のは大佐が比較的多かった一方、今年のはほとんどが中佐で若く、私との年齢差も10歳を切る。
つい最近までイラクやアフガニスタンで過ごしていた生徒がほとんどで、授業中に飛び出す彼らの現地での経験談はあまりにリアルで聞いていて興奮する。同時に、生徒達自身ももちろん気をつけているが、機密スレスレの情報も授業の意見交換の部分で飛び交う。
毎日が新しい発見の連続である。