Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

2013年04月

東南アジアの講義

今回の講義も上手く行った。前回とは違いソロだったので緊張も増したが、例年に比べ講義の質も向上したのを実感した。

翌日の講義は隣の州のフォート・ベニング基地で司令官をするマクマスター少将。ここ数年は非対称戦争、非通常戦争の分野で名を馳せた有名な陸軍将軍である。話の内容も経験と幅広い知識に基づき素晴らしいものだった。

明日は自宅にて仕事。ここ最近暖かくなってきたので、数日後にはフロリダの海軍基地で休暇を取る予定。

明日の講義と防衛大での講義

ボストンでの混乱が続く中、明日の講義の準備は進む。今回はトルコ空軍の戦争大学の校長含む将校数名が、我が大学のハンソン少将と共に私の講義を聴きに来るというから準備も念入りになる。内容は東南アジアの政治経済と軍事問題。

6月の帰国時に防衛大学にて講義を機会を頂けそうだ。将来の日本を護る若者に少しでも良い影響を与えられればと思う。

仕事の合間に…

引越しの片付けもようやく収まってきたこの頃。金曜日は比較的楽な仕事の日で、午前中に仕事を大体終わらせ午後は第42航空団に赴き事務を片付ける。

土曜日はバーミンガムへ1時間のドライブ。軽くショッピングをしてからお気に入りのスタバでしばし休憩。ここは景色がとても良く、コーヒー一杯でゆっくりするのが最適の場所。その後は近くの日本食材店で買い物をしてから帰宅。

海外出張のまとめ(韓国・日本)

0V4E0519忘れる前に今回の海外出張のことを書き留めたいと思う。適当に写真を貼るのでそれに説明をする形で。

この写真は今回使った軍用機の内部。我々を運ぶため、わざわざカリフォルニアの基地から飛んできた。写真は新聞を読んで時間をつぶしている様子。

勤務地の基地からハワイまでは8時間ほど。ハワイから韓国の鳥山空軍基地までは更に9時間。数名のクルーが交代で任務にあたっていた。1日だけだったが我々もハワイで一泊できて良かった。

韓国に到着すると翌日の日曜日は予定の軽い日だった。韓国の戦争博物館に赴いてからはソウル中心部の神社内を探索。午後は自由時間で、去年訪れた明洞のビビンバの専門店で夕食を取った。

0V4E1237週末明けの月曜日からは多忙の毎日。国防省でブリーフィングを受けてそのままアメリカ大使館で大使と懇談し、地元の専門家を招聘してブリーフィングを受ける。

右の写真はDMZから見る北朝鮮。

別の機会にはソウル中心部の米軍基地にて米空軍、そして米陸軍の司令部から別々にブリーフィングを受ける。我々のためにわざわざ将校が時間を割いてくださった。

0V4E1500更に去年訪れた韓国政府の防衛研究機関、KIDAに赴き相手方の研究員数名と懇談(写真)。去年お会いした方と再会ができて嬉しかった。

韓国滞在中には去年訪れた別のレストランで食事を取ったり、頼まれていた買い物をしたり、自分で新しいレストランを開拓する時間もあった。

そしてソウルから東京へ飛び立つ。

東京でも大忙しの毎日だった。先日書いたとおり、滞在中は大使館から防衛省、外務省、航空自衛隊などを回り相手方の代表数名と懇談した。夜は大使館の駐在武官のホームパーティに招待され、寿司職人を呼び寄せ、日本の防衛関係の専門家の方々数名も招待し、生徒らと共に食事と夜景を楽しんだ。東京で滞在したホテルは東京高級地のど真ん中の米軍施設。

0V4E2128週末は日本の文化的側面を生徒に経験させるために新幹線に乗って京都へ。

京都風の料理屋で懐石料理を食べさせると興味深く味を楽しんでいた(写真)。料理屋内には別に日本庭園もあり、短い間だったが生徒達が楽しんでいた。

京都内でも過密のスケジュールだったため、バスの移動も慌しかったが最終的には上手く行った。普段の準備はほぼ全て生徒によるものだったが、京都の予定はほぼ全て私がした。

0V4E2310最後の写真は金閣寺にて。お寺の煙を頭につけるようジェスチャーをし、生徒に見せているところ。

日本の講義

昨日は毎年恒例の大講堂における講義を行った。内容は北東アジアの中の日本。同時に北朝鮮問題もついでに論じたので20分ほどしか日本のことについて話せなかったが、しっかり準備した結果自分では満足のゆく内容だった。

今回は私にとっては初めてのパネルとしての講義で、北朝鮮問題に関しては同僚のグリンター教授が行った。今年度で引退をする彼にとってはこの講義が最後の予定なので、今回は特別に academic dean からの紹介を受け、講義と質疑応答の後には大学校長自ら壇上に赴き彼に贈り物を渡すという、小さなおまけもついた。とても良かった。

来週の東南アジアの講義も私が担当している。次回は一人の講義なので念入りな準備が必要だ。
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