Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。

2013年09月

ワシントンに到着

ネイビー・ヤードでの乱射事件の翌日午後、飛行機でワシントンに到着。直後に間違えてグループを置いて先にホテルに向かいチェックインを済ませるというエラーを犯す(グループの皆には「非日本人的だ」とのジョークも頂いた)も、無事に滞在場所のリッツ・カールトンに到着。部屋はこんな感じである。アメニティもしっかり揃っている。プライベートでの旅行なら躊躇していたかも知れないが、出張でなら政府のレートで泊まれるのである。

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その後は地下鉄に乗り最初の目的地の日本食材店へ。そこで頼まれていた食べ物を今後数日の朝食を買いホテルに戻る。夜は同僚と Lebanese Taverna にて夕食を取った。ここは前回ワシントンにいた時にも来た思い出も場所。食後は部屋に戻り翌日からの仕事に備える。

ワシントンへ

今週はワシントンへの出張がある。珍しく、学部の教員の多くがほぼ同時に同じ目的で出かける。毎年恒例の政治学会に参加する教員はそのほとんどがシビリアン(軍人ではない)であり、また一方で、毎年3月の海外出張では教員は各々の専門とする地域にほかの学部の教員と生徒らと旅行するので、学部全体の出張は極めてまれである。

現地のホテルに滞在し、期間中はそのほとんどの時間をアメリカ議会とその周辺で過ごすことになる。シリア情勢やその他の政策議論で賑わうワシントン、そして議会からは特に面白い情報が入りそうだ。

前回のワシントン滞在は去年の12月に国防大学で開かれた会議に参加するため。夏の時期に訪れるのはランド研究所で働いていた2008年以来である(注:と思っていたら間違い。その後にワシントンでの学会に参加している)。当時の友人たちとは今でも交流が続いており、面白いのは、時間の経過とともにその多くがキャリアアップをしていて、会うたびに新しい刺激を受けることである。

修士論文の指導

面白い依頼をされた。3週間後、わが大学の教員全員の前でパネリストとして、修士論文のアドバイスの仕方について発表することになった。

修士論文の指導は4年目に入るが、その指導の仕方を教員陣に披露し自分なりの考えを共有するのは珍しい機会となる。今年は今までで最多の6人の論文を指導しており、全てアジアの安保関係である。大学のほぼ全員の生徒が安全保障問題を中心に論題を選ぶのだが、その中でも幾つかの問題点があり、それを指摘しながら解決法を提案することになる。

ドイツ旅行の予定

来月行くドイツ旅行の予定が決まってきた。今回は北から南までドイツ中を回る。車は借りずに大好きの電車で移動するため、ドイツ鉄道のパスもオンラインで入手。滞在中のホテルも全て予約した。幸い朝食付きの五つ星のホテルも良い値段で取れたので楽しみだ。

研究の悩み

私の日課の一つに、現在進行形の論文執筆を進めるというのがあるのだが、最近少しペースが下がっている。先日シカゴの学会で発表した世界文明の紛争に関する論文が、少し進めにくい状態になっているからである。

博士論文を必死に書いていた数年前にも似たようなことがあっただろうか。今書いている論文の内容が本当に良いものであるのか、政治学にとって特に新しい発見や貢献ができるのだろうか、できるのならばそれは何か、そこにどうやって到達するかなど、少し悩んでいる。内容を特に気に入っていて、可能であれば本にして出版したいと思えるほど自分の興味が入るトピックなので、なおさら悩む。

執筆が進まないので、職場では1月から始まる、北東アジアの授業のシラバスを進めた。基本的には去年のシラバスを土台に、使う論文を幾つかアップデートする作業なのだが、気分転換としては十分である。私が本当にしたいと思う研究が中々東アジア地域にはないので、そのギャップが良い意味で気分転換を促進させる。ここ最近、アジアのサイバー問題に注目し(遅すぎ)始めたので、来年の海外出張で訪問予定の台湾と一緒に準備をするのは面白い。
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