Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

2013年12月

ココア・ビーチにて

写真休暇3日目の午前中はゆっくり過ごし、11時ごろ基地を出てオーランドのプレミアム・アウトレットへ。ここは去年の休暇の際にも利用した。今回も年末セールで大混雑の中なんとか駐車をし、前から気になっていたものを幾つか購入した。

夕食はココア・ビーチ(という実在する町)の有名なシーフード・レストランの Rusty's にて。大西洋に面する絶好の位置で、写真にあるように午後6時のハッピーアワーの大混雑の中、我々は生牡蠣、エビのスパゲッティに大きなエビフライを楽しんだ。その後は雨の中ドライブして宿舎に戻った。

写真今回我々が滞在したのは大西洋岸に位置する、パトリック空軍基地。決して大きくない基地だが両サイドが海岸という素晴らしい立地で、ココア・ビーチ中心部までは車で10分ほど、ケネディ宇宙センターまで40分ほど。少し基地を回ったら輸送機が数機見えた。

宿舎の名前はその場所にちなんで Space Coast Inn。我々は士官用の部屋を利用し、一晩56ドルだった。まあまあ快適に過ごすことができた。

ディスニー・ワールドにて

写真土曜日はオーランドのディスニー・ワールドで一日を過ごした。もう3度目となるマジック・キングダムに入ったのは午前11時前。入場直後から昼のパレードが始まった。左の写真がその時のミニー。

その後はお目当てのアトラクションを幾つかこなした。私の好きなカリブの海賊から去年の年末に新しく出来た美女と野獣、ミッキーのマジックショーからスティッチまで幅広く、色々歩きならが楽しんだ。スペース・マウンテン近くのレストランで少し休憩。毎時間ごとに新しいパレードをやっているので、移動の時にはほぼ確実にそれにぶち当たり、下の写真のように別の場所でディスニーのキャラクターに出会えるようになっている。

我々としてはクリスマス後の「オフシーズン」を狙いタイミングを合わせたつもりだったが、この日が土曜日だったのと、翌日の天気が雨の予想ということもあったのだろう、ものすごい混みようだった。ちなみにこの日の予想最高気温は29度。こんな時期でもシャツ一枚で十分だった。

夕食は予め予約を取っていた The Crystal Palace にて。ここは単なるバイキングではなく、クマのプーさんのキャラクターが各テーブルを回り、食事をしている人とそれぞれ写真を撮らせてくれるというサービス付き。私はキャラクターは正直あまり良く分からないのだが、とても楽しかった。食事の味も良かった。

写真その後はダフィーのぬいぐるみをお土産に購入し、午後9時からの夜のパレードを見た。いつも通り完成度の高いこのパレードの最後、やはりここはアメリカ。敬礼をしながら歩く人に囲まれながら、星条旗と大きな鷲の飾りで〆ていた。パレードの後は疲れた体を引きずって夜のドライブ。

フロリダに到着

クリスマスは楽しかった。近所のダニーの自宅で行われたパーティはこじんまりとした、とても暖かい家族の集まりで、本当に親戚数人のみが参加する、極めてローカルかつ、これぞ南部の「サザン・ホスピタリティ」とも言える、心のこもったありがたいパーティで、こちらもとても楽しむことができた。感謝祭の時のジーンの家でのパーティでもそうだが、我々をこうして招待してくれてとても嬉しい。

昨日は数時間のドライブを経てフロリダに到着。毎年恒例になりつつある年末の旅行である。早速シェイズ・オブ・グリーンに寄りディズニーの切符を購入。今日は晴れの予定で、これから一日楽しんでくる。

クリスマス・イブ

クリスマス・イブは午前中は出勤。ミリタリーの同僚はほとんど来ていなかったが、シビリアンの方は私も含めて数人働いていた。基地の司令官から特別許可が下りたので、仕事は午前中のみで終わらせた。

午後は二人でイブの記念に、前から話していたイタリアン・レストラン、La Jolla でランチ。良く味付けされたサーモンのペンネに、エビのパスタは両方とも美味しかった。明日はクリスマス。近所のダニー宅でのパーティに招待されたので午後から行ってきます。

ここ数日没頭している仕事は原稿の最終チェック。出版会の編集チームの腕前に驚きながら、1月8日の締切に向かって頑張っている。

先生への贈り物

2日ほど前、通勤のドライブの中でいつものようにNPRを聴いていると、面白いニュースがあった。バージニアの高校の卒業の際に、生徒の保護者が担任の先生に対して毎年どのようなギフトを渡すのかで悩んでいる、というものである。聴いていると、50ドルのお金からアラスカ旅行の切符など、結構大きなものになるらしい。それを毎回考えなくてはならない保護者にとってはストレスにもなるだろう。

ある意味文化的なものもあるのかもしれない。私が小中高を過ごした関東地方では、自分の親が担任の先生に贈り物をしたなんて一度も覚えていないし、同級生がそうしているのを聞いたこともない。多くの保護者にとっては、学校の先生は単に与えられた仕事をしているのに過ぎず、仕事のレベルを超えてまでその生徒に特別の授業をした場合などは除いて、一般的にギフトが必要になる状況を認識することがあまりないからであろう。普段私がこちらで教員としての仕事をしているときでも、生徒本人、もしくはその関係者から贈り物を与えられるべきだと感じることは全くない。

と思っていたら、私もほぼ毎年同じように、卒業生からある種の贈り物をもらっていることに気が付いた。去年は一緒に海外出張した生徒から、出張中の写真のパネルを4枚頂き、あまりにもよくできていることもあり、4枚全てオフィスに飾ってある。その生徒は今コロラドの空軍基地で司令をしている。

2年前の生徒からは、以下の写真にあるように、生徒一人一人のメッセージの詰まったパネルから、ナイジェリアの飾り、そしてアラバマの粘土でできた鶏の飾り物を頂いた。なぜ「鶏」なのかは私の授業を取った人間にしかわからないが、その生徒にとってはその鶏の授業がとても印象深かったに違いない。
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贈り物目当てで仕事をしている教員は、先進国にはあまりいないだろう。ただこうして努力が認められるとうれしい気持ちになるのは確かである。特に期待はしないが、頂いたときは私にとってはプライスレスの贈り物であり、どんなものであれ大切にとってある。
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