Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

2015年01月

ハウス・オブ・カードその2

大学図書館から借りていた「ハウス・オブ・カード」のDVD、最初から最後(シーズン2の終わり)まで鑑賞終了。合計26話あったので、数日を要した。かなり楽しかった。アメリカ政治を専門に教える方には強くお薦めする。

DVDだったためだろうか、数週間前に私が図書館に購入を薦め、それが届いたときに連絡を受けたので、ピックアップしにいった。そしたらいつもの貸し出し員に「これ仕事用じゃないよねー」、と、中々シブい指摘を受けた。

一度観てみれば明らかになるのだが、これはワシントンの政治の話で、しっかりした仕事用である。ひるむことなく、そう教えておいた。

ところで先日CNNで観た「Parts Unknown」では、上海がロケ地だった。その番組の後半に出てくる上海の英語教師の話では、ここ最近中国で話題になっているアメリカのテレビ番組は「ハウス・オブ・カード」だというので、レポーターのボウデインが驚いていたのを覚えている。

もしもそれが本当なら、日本はアメリカ政治の理解に関して結構な遅れを取っているのかもしれない。内容が内容なために、日本ではそう簡単に放送できない番組なのだが、現在のような非常に限られた枠組みではなく、少し広いアウトレットで広めても良いかも知れない。

東大の重要な第一歩

東大大学院 軍事研究一定程度可能に

東京大学における軍事研究の禁止について [その他] (広報室)

なる記事を読んだ。朝日新聞はどうしても逆の解釈を国民に促したいようだが、それも特に驚くべきことではない。東大の重要な第一歩である。東大のほかの学部もこの変化に続くべきである。

日本が普通の国になる貴重な進歩で、ほかの大学も続いてほしい。海外でしっかり安全保障を学んだのに日本では居場所のない、今までのような環境も改善されるかも知れない。ブレーンドレインも多少は改善されよう。これにより日本国内の安全保障学の質も高まるかもしれない。近い将来海外に出てくる外交官や政治家に、より健全な安全保障学のトレーニングを予め与えることができるようになろう。

この種の主張はもちろん、「軍事研究を奨励している」と一方的に解釈する人間がいるだろうが、そうではない。あくまで東大のような日本を代表する大学が世界の基準に近づくことの重要性を強調したいだけである。

治安フォーラムの論文が完成

こちらに戻ってから書き始めた、治安フォーラムに提出する予定の論文が完成した。その内容は中国の軍事情勢について。政治、経済、社会面での関係から独立させて安全保障に焦点を絞って書いた。

また、今月下旬にJBプレスに掲載予定の論文もほぼ完成し、只今空軍で審査中。先月の戦闘機の体験搭乗で学んだことについて書いた。

ハウス・オブ・カード

週末は自宅でDVDを観て過ごした。今回観たのは「ハウス・オブ・カード」。日本でも限定的に公開されているが、こちらでは政治問題に興味のある人で知っている人は多い。

もちろん、カネ、酒、麻薬、男女問題、ハッキングなど政治に関わる多くの問題が出るため、全ての人に向いているプログラムではない。今後の授業のためでも、そして一般知識としてでも観ておいてよかった。

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自家製パンの出来上がり

徐々に気温も上がり、時差ボケも治ってきた。

昨日は自宅でパンを焼いた。初めてなのによくできていて美味しかった。アメリカではあまり食べられない、日本で売っているパンの柔らかさ。今日はこれからクルミパンに挑戦。

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