Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

2015年02月

ニューオーリンズから戻って

ニューオーリンズから戻って数日が経過した。今回は学会のプログラムで見つけた、興味のある新書が多いためゆっくり吟味しながら図書館に頼む本を選んでいる。日本や東アジアに関する面白そうな本も数冊出版されているようだ。

来月のJBプレスのコラムは今回の学会に参加して思ったことや見たことを書くことにした。出張に関してだが、ここ数週間の間で幾つか予定していた旅行に変化が起きた。また、トルコとイタリアへの出張の予定していたのだが、それも一瞬のうちに吹き飛んでしまった。

「これからの日本国民に必要なのは、安全保障教育と自衛隊本来の役割への理解」

JBプレスに今月号のコラムが掲載されました。興味のある方はどうぞ。

「これからの日本国民に必要なのは、安全保障教育と自衛隊本来の役割への理解」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42938

フリードマン教授の書評が「フォーリン・アフェアーズ」に掲載さる!

友人のビルと同僚のボブが今日教えてくれた。「フォーリン・アフェアーズ」誌の最新号ににて私の最初の本が、ローレンス・フリードマン教授によって評価されているとのことである。

http://www.foreignaffairs.com/articles/142924/noriyuki-katagiri/adapting-to-win-how-insurgents-fight-and-defeat-foreign-states-i

フリードマン教授は我々の分野では神のような存在でとても名誉なこと。

面白いことに掲載先の「フォーリン・アフェアーズ」からは何の連絡もなかった。書評はそうして掲載されるようだ。

ニューオーリンズにて・パート2

今回のニューオーリンズ旅行、もとい出張ではフレンチ・クォーターを中心に様々な所を訪れた。当地を訪問される方は以下の場所をお薦めする。

IMG_1434

まずはバイキング方式のブランチ。Court of Two Sisters という名のこのレストランは一人30ドル(プラス税金・チップ)で食べ放題のブランチ、ジャズバンド、そして写真にある中庭で有名である。我々が訪れた金曜日はジャズバンドは中庭とインドアを行き来して演奏していたので、実際に音楽を楽しめるのは毎時20分ほどであった。朝食の中身は良く、コーヒーやジュース、デザートも値段に含まれていて結構楽しめる。

IMG_1433

夕食で気に入ったため、結局2度も訪れたのは Napoleon House。我々はまずそのインテリアに魅かれた。内装はナポレオンにまつわる絵画を中心に、夜には非常に良いムードを味わうことができる。当店ご自慢のイタリアン・サンドイッチがお薦め。軍人身分証明書で割引(15%)ももらえた。

IMG_1427

ニューオーリンズ名物のカクテルと音楽を同時に楽しむならここ、Pat O'Briens。そして入口を入ってすぐ右のピアノバーがお薦め。10ドルほどの大きなハリケーンを飲みながらピアノの演奏と、それに合わせて盛り上がる観客を同時に楽しむことができる。日本のCMでも使われるアメリカの名曲を何度も聴くことができる。

IMG_1430

そして最後はもちろん、Preservation Hall。伝統的ニューオーリンズ・ジャズのメッカである。我々は土曜日の8時開始の「オールスター・メンバー」による講演を目指し、午後7時15分ほどから並び始めた。その時すでに数十人並んでおり、結局8時過ぎまで立って待っていたが、その価値は充分ある。演奏最中の写真は不可だが、下の写真はその演奏席のもの。

バンドが始まると我々観客は最初から興奮状態で盛り上がった。音楽の質も非常に高く、一人20ドルの入場料では正直安いと感じた。50分ほどの演奏の後に観客へのサービスがあるからである。演奏後残る人には、その場でバンドのメンバーと挨拶、握手、写真撮影が行われる。我々はバンドのCDを購入、それにバンドメンバーの4人に直接話しかけて直筆サインをもらった。ちなみに日本語を少し理解する人もその中にいる。最高の宝物を手にしてフレンチ・クォーターを後にした。

IMG_1444

ニューオーリンズにて

IMG_1411家族とともに5時間ほどのドライブを経て、ルイジアナ州のニューオーリンズに到着。

先日書いた国際関係学会に参加するためである。また、キースラー空軍基地にはドライブの途中に昼食のために寄った。

木曜日は私の日本研究の論文を発表した。旧友との再会も果たし、また新たな出会いもあり楽しい時間を過ごせた。しかし日本の安全保障を話すパネルで参加者が10人ほどとはすこし悲しいものがある。

午前中のパネルの後は、ブルッキングス研究所出版会で編集をしているビルと再会し、会場ホテル隣のリバーウォーク・モールで一緒に昼食を取った。ビジネスの話から近い将来、そしてアメリカ外交と安全保障政策の話で盛り上がった。

IMG_1420午後3時からは前回のアメリカ政治学会でお会いした日本人の大学教授の方と久々の再会を果たし、会場ホテルの喫茶店で2時間ほどお話し楽しい時間を過ごした。

その後は家族でフレンチ・クォーターへ散歩件夕食。学会会場から徒歩で10分ほどの位置にあるので助かる。

一番上の写真はジャクソン・スクエアにあるセントルイス大聖堂。我々が到着した時間には内部でちょうどミサをやっていた。

左の写真はフレンチ・クォーター界隈でよく目にする独特の建築様式。夕方のこの時間帯はまだ大丈夫だが、夜になると中心部のバーボン・ストリートは結構荒れるため注意が必要である。

IMG_1430最後の写真は食後に寄った、Pat O'Brien と呼ばれる有名なピアノバー。ニューオーリンズで有名なハリケーンというカクテルを飲みながらライブ演奏を楽しんだ。観客も盛り上がって雰囲気を楽しむだけでも充分に価値のある時間だった。

この街の詳細は来月のJBプレスのコラムで述べるつもりである。
月別アーカイブ