Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

2017年05月

北朝鮮ミサイルの標的マップ@韓国

ロイターに、北朝鮮の短距離ミサイルの射程距離と、発射された場合に韓国のどこに落ちる可能性があるのかについての記事があった。以下の地図をクリックするとズームして見る事ができる。

普段から言われているように、首都のソウルや国際空港は数十発のミサイルの射程範囲に入っている。ソウルの地下鉄などにはシビル・ディフェンスのギアが至る所に置かれており、一定の緊張感を感じることができる。一般市民は普通に暮らしている。

意外にも鳥山空軍基地は射程内には入っていない。もちろん陸軍の対空部隊が配備されており、ミサイル攻撃に対する防衛を行う。今回物議をかもした THAAD もこの基地に関与しているようだ。空軍時代にはソウルから車で40分ほどかけてこの基地にも何度か足を運んだ。

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カークウッド再び

週末は家族でカークウッドの喫茶店へ。気温も25度ほどで過ごしやすく、外で気分転換するにはもってこいの晴れの日だった。ここは先日赴いた、最近私が気に入っている場所である。

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トランプ政権の来年度国家予算案

初外遊中のトランプが来年度の予算案を提示し物議を醸している。その内容は前もって部分的に公開されていたため今さら特に驚く内容ではない。しかし今後数年間のアメリカ社会を大きく変えることになる内容で、私も色々な面で心配に感じる。

以下のグラフを見て明らかなように、米軍や国家安全保障省など増額する一方で、国内の基盤となる社会保障や農業、環境問題(EPA)、労働環境、そして健康保険(HHS)にはマイナスを示唆している。アメリカ人の知性を長期でサポートする教育に対しても13%の減額である。これには議会の共和党も困惑しているが、これを元に今後議論が進む可能性が高い。

国務省への減額は極めて厳しいもので、トランプ政権の外交の重要性の理解の欠陥が伺える。国務省や国際開発庁(USAID)には元々予算が少なく問題視されていた。911やイラク戦争の経験から、今やアメリカでは軍人でさえも外交により多くの資源を費やすべきだと言っていた。そして私が教えていた米空軍でも、単に軍事力の重要性だけでなく外交、経済、異文化などが国際社会をいかに形成しているのかについて力説していた。

トランプ政権にいる現役軍人(マクマスター)や退役軍人(マティス、ケリー)などはそれをよく理解しているはずだが、政権内にいる民間人で国際問題に疎くイデオロギーで物事を考えている多くの連中が、今回の予算のシフトに影響力を及ぼしている。

アメリカ政権の予算と、日本へのインパクトに関しては、治安フォーラムの6月号への寄稿で論じている。是非ご覧ください。

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日本の防衛政策に関する論文への評価

数週間前にある専門誌に投稿していた日本の防衛政策に関する論文が、最近ブラインド・レビューの評価を受け戻ってきた。専門誌側からは多少の校正を促してきた。

結構な時間と調査をしてきた論文なのでその結果には満足している。校正をして再投稿する今からが勝負である。ただ、校正する内容はそれほど多くは無いので助かる。

アメリカ風ダイナーにて朝食を

今朝はいかにもアメリカ風の食堂に寄ってみた。

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入ってみると多くの人が朝食を食べに来ていた。初めての我々もそこに混ざって朝食をオーダー。メキシコ料理のケサディヤ(写真手前)と大きめのサンドイッチ。サンドイッチにはグリッツも付いていた。アラバマ時代以来久しぶりに食べたグリッツは南部のよりも正直美味しかった。

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私が食べたサンドイッチはこんな感じ。中の美味しいソースがいい味を作っていた。

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