Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部准教授及び国際関係学科主任。専門はサイバー、国際安全保障。航空自衛隊幹部学校客員研究員(2016-18)

経歴・学術論文等はこちら:https://researchmap.jp/katagirinoriyuki

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研究者の方々へ、Global Studies Quarterly (https://academic.oup.com/isagsq) への寄稿を是非ご考慮下さい。副編集長として編集作業に携わっております。お気軽にお問い合わせください。日本の多くの大学がそうであるように、JUSTICE (https://contents.nii.ac.jp/justice) 所属大学の方々はオープンアクセス出版料金が免除されます。

2019年04月

東アジア専門家の夕食会

昨晩はセントルイス近郊のクレイトンで、地元の東アジア専門家が集まる夕食会が開かれた。場所はイタリアンの Pastaria

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グループ写真などは撮らなかったが、日本の専門家を含めた20名ほどが集まり楽しい夕食会になった。新しい人とも話しをすることができ地域のネットワーキングに努める事ができた。

サイバー問題の講演

今週は海軍戦争大学からニナ・カラーズ教授を招聘しサイバー問題についての講演会を行った。

トピックは国際政治におけるハッキング・グループのシステム化で、話を聞こうと多くの観客が押し寄せた。

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今回は小さな部屋しか取れなかったので、押し寄せた学生たちは部屋の外から覗き込むという珍しい光景が。

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その後はセントルイス中心部に移動し、Union 30 にて夕食会。楽しい時間を過ごすことができた。

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春の到来@大学キャンパス

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ノートル・ダム寺院

ノートル・ダム寺院の火災は悲しい出来事だ。私が最後に訪れたのは7年前だったようだ。

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最初に訪れたのは高校3年次。バイトで貯めたお金を使って3週間、バックパッカーとしてイギリスを縦断しアイルランドを通り、フランスに渡りパリで5日過ごした。私の高校は3年生の3学期は大学受験のため学期全てが休みだったからこれが可能だった。

その時に訪れたノートル・ダム寺院の印象も強烈だ。今後の修復には数年かかり、修復できない部分もあるだろうが、完成すればまた訪れたい。

米軍からの依頼 ver 2

再び米軍から仕事の誘いがあった。詳細は後ほど書くだろうが、興味深い仕事内容だ。家族のサポートもあるのでやってみることになるだろう。


ドイツの学会に参加@マックス・プランク研究所

ドイツのマックス・プランク研究所からの招待で11月、訪独し研究を発表することになった。発表する内容はテロ組織がどう学び、どう進化するか、というもの。

2015年に出版した本に書いた、テロ組織がどう強国と戦い、どう倒すのか、についての理論を現代のイスラム国やアルカイダに当てはめ説明することを予定している。

補足:米中貿易問題の講演

先週の米中貿易問題の講演のまとめがここに上がっている。

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以下に直接添付する。

Trade with China and Cybersecurity highlighted a pair of programs in WAC’s 2019 Great Decisions Lecture Series on Thursday, April 4. First, Dr. Nori Katagiri, an Associate Professor of Political Science at Saint Louis University, provided insight on U.S.-China relations today. The topic of “Decoding U.S.-China Trade” was contextualized by Dr. Katagiri through a brief explanation of the trade war, potential hot-spots in the South China Sea region, and the current stance of the United States towards the Chinese government. His detailed descriptions provided attendees with an understanding of the situation today, as well as how the relationship might change in the future.

Great Decisions シリーズで、米中貿易問題に関して講演した

今週はセントルイス郊外に位置する Ethical Society にて講演した。1886年に建てられた歴史ある場所である。今回はここで World Affairs Council という団体が毎年行っている、Great Decisions という国際問題について話すシリーズで講演を依頼された。ここ毎年誘われてはいたが多忙で参加できず、今年は偶然日程が合ったため、やってみた。

話した内容は米中貿易交渉。タイムリーなトピックであったので、講演参加者は60名ほどで場所は一杯になった。そのほとんどが高齢者だが、中にはセントルイスの孔子学院の代表や、中国企業への投資家も含んでいた。ちなみにその代表は、私が使っていた講演のパワーポイントのスライドの、中国に関する部分を一枚一枚、ガッチリ写真撮っていたのが面白かったw。講演後も私と名刺交換しに来たのもシブかったw。

30分ほど講演したあとは恒例の質疑応答。ここでは5・6名から現在進行形の交渉の中身から中国国内の問題、ベトナムの役割など多岐に渡る質問を受けた。総じて、セントルイス地域の教育に貢献する貴重な機会を頂き、自分にも良い経験になった。

アメリカ外交政策の専門家パネル

先日、大学のイベントの一環で、アメリカ外交政策の専門家パネルを司会した。写真は同僚のエマニュエルがアフリカでのアメリカ外交を語っている模様。

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学生の参加者も多く、質疑応答の時間も盛り上がった。

そのパネルが大学新聞の記事になったので、ここに掲載する。
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