Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部准教授及び国際関係学科主任。専門はサイバー、国際安全保障。航空自衛隊幹部学校客員研究員(2016-18)

経歴・学術論文等はこちら:https://researchmap.jp/katagirinoriyuki

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執筆、講演等の仕事の依頼は nori.katagiri@slu.edu までお願いします。

研究者の方々へ、Global Studies Quarterly (https://academic.oup.com/isagsq) への寄稿を是非ご考慮下さい。副編集長として編集作業に携わっております。お気軽にお問い合わせください。日本の多くの大学がそうであるように、JUSTICE (https://contents.nii.ac.jp/justice) 所属大学の方々はオープンアクセス出版料金が免除されます。

2019年07月

ここ一年の研究出版

ここ一年で出版したのは以下の通り。全てピア・レビュー。興味のある方はお送りしますのでご連絡下さい。

"Shinzo Abe's Indo-Pacific Strategy: Japan’s Recent Achievement and Future Direction," Asian Security (2019)

"A Critical Assessment of the Asia Rebalance," Chinese Journal of International Politics, Vol. 12, Vol. 1 (2019)

"Primacy of Diplomacy and Economic Power: How Japan Counters North Korea’s Nuclear Weaponsand Ballistic Missile Development," Journal of Peace and War Studies, Vol. 1, No. 1 (2019)

"Insurgency, Lethality, and Target Selection: Abu Sayyaf Group and Jemaah Islamiyah," Small Wars and Insurgencies, Vol. 30, No. 3 (2019)

"The Evolution of Sino-Japanese Relations: Implications for Northeast Asia and Beyond," in New Perspectives on China’s Relations with the World: National, Transnational, and International (London: E-IR) (2019)

"Between Structural Realism and Liberalism: Japan's Threat Perception and Response," International Studies Perspectives, Vol. 19, No. 4 (2018)

セント・ピーターズ・カレッジにて@オックスフォード

二日目の夕食会はセント・ピーターズ・カレッジで開催された。ここはオックスフォードの中心地により近く、周りは繁華街のようになっているが、カレッジの中に入ると美しい景色が待っている。

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我々参加者はまずこの広場でパーティ。
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その後はこの奥の建物に入り夕食会。
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今回結構話した米陸軍中佐と。
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会場にて。
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夕食会の様子。主催者のスピーチと乾杯の後、こうして会話をしながら食事を取った。
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今回の献立は記録していないが、これが前菜。好物のサーモンで美味しかった。
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メイン。
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デザート。
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これでオックスフォード・ロンドン出張の記録は終わり。今回のロンドン訪問に関しては8月中旬に発売予定の「治安フォーラム」に少し書いた。そしてオックスフォードでの学会の関しては9月中旬発売予定のに書く予定。タイトルは「オックスフォード大学で開かれた非公式の戦争会議」。

日本の抑止政策の研究開始

日本の抑止政策についての論文を開始した。頼まれているのは5千字の論文なので、それほど時間を要するわけではない。文献を見てみるとかなりの多くのを見つけることができる。ただ、依頼された議題は最新の抑止論の研究を元にするため、多少の勉強が必要になる。

これを完成させ来春オランダで開かれるワークショップで発表する。今回のオランダ訪問では家族も同行することになったので、現地で少し休みを取ってオランダを回りたいと思っている。前回訪れたときはハーグとライデンを中心に回った。

先日、オランダ人の研究者と話していて、アムステルダムではまともな食べ物がない、一方でベルギーは美味い飯がある、という話をしていた。そしたらアムステルダムにはホテルオークラがあり、そこの和食が美味しいと指摘していた。調べてみると本当のようだ。

ペンブローク・カレッジにて@オックスフォード

今回私が参加した学会はペンブローク・カレッジとオランダ国防大学が共催した。今回はそのキャンパスの写真を数枚。

この時期のイギリス南部は午前4時過ぎには明るくなり、午後10時を回っても外はまだ明るい。この写真を撮ったのが何時かは覚えていないが、早朝、夕暮れ時含めてこのように美しい景色を見ることができる。ここがペンブローク・カレッジの中庭。
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違う角度から。
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学生寮。
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カレッジのもう一つの中庭。
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ここが学会会場。会議の中身は非公開のため割愛する。会議の参加者は95%が白人の男性。戦争に関わる会議、特にヨーロッパの防衛問題だとこうなるが、もっと女性とマイノリティの参加が必要なのは間違いない。日本人は私一人。アジア人も私一人だった。正直、中国や韓国のプレゼンスが無い中、防衛省や外務省の方が参加すればものすごく大きなインパクトを与えられると感じる。勿体無いが、その分、私は自分の研究発表では最新のデータを用いて他の参加者を唸らせたし、質疑応答の時間でも挙手して存在感は出した。
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会議が終わり、その日のまとめをするオランダ軍の若手教員。カレッジのこの広場でシャンペンを飲みながらの雑談は面白い。

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グループを外から見るとこうなる。
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朝食、昼食、そして夕食はこのチャペルで行われた。中に入ってみると…。
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ステンドグラスが美しい。
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中央の肖像画はアン女王。
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夕食の席にて、オランダ軍代表の空軍将官のスピーチ。流暢な英語を話し、国際関係学の文献にも驚くほど精通していた。空軍代表格がこれだと心強いだろう。
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私の前におかれたプレート。そして夕食が運ばれる。
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献立は以下の通り。前菜は Pea, mint, and spring onion soup。
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メインは Confit of Guinea fowl pig served with new potato spring vegetable salad, sauteed tender stem and salsa verde。
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デザートは white chocolate panna cotta served with strawberry meringues, basil shortbread and a strawberry coulis。これは美味しかった。
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翌日、午前3時に起床、4時過ぎのバスでロンドンに向かった。

オランダ国防省との共同作業

オランダ国防省から仕事のオファーを受けた。先日オックスフォードで一緒に仕事をした仲で、夕食などを機会を通して社交を深めた。このように仕事の世界で関係が広がってゆくのは嬉しい。

オックスフォードでの会議も含め、詳細は8月号の「治安フォーラム」に書く予定。

オックスフォード大学を歩いて

オックスフォード大学を歩いてみた。初めて訪れた前回からもう10年以上経過していた。時の流れを感じないのはそれがオックスフォードだからではなく、単に私の記憶が無いからである。実際、前回滞在したのはほんの数時間だけだった。友人のマイクに招待され、フォーマルの夕食会に出席し、大学のパーティで会話を楽しんだ後、夜のバスでロンドンに戻ったのを覚えている。今回は3泊した。

まずはオックスフォード市庁舎のビル。
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中心街にある郵便局。つい目に留まってしまう。
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クライスト・チャーチ。一般人は中に入れない。
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大学中心部にある建物。買い物に行くときも、喫茶店に行くときも、宿泊先に戻るときもここを通る。
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大学の中心街。人通りが少ないのは、これを撮影したのが午前5時ごろだったからである。
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こういう小道は歩いて楽しい。
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ラドクリフ・カメラ。大学の観光名所の一つである。
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違う角度から。
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美しい扉。これをズームインしてみると…。

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こうなっている。
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この橋は確か前回訪れたときも見た気がする。
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ボドレアン図書館。この写真は午後撮影したため観光客が写っている。
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美しい小道。ここを通って学会場所に戻った。
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ロンドンを歩いて見たもの

ロンドンを歩いてみたものを幾つか適当に。まずはヒースロー空港で見た回転寿司屋。右のオレンジ色の丸いのは何だろうと思って近づいて見ると…。
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このスペースに入って寿司を堪能することができるようだ。罰ゲームとしか思えないッス。
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ヒースローからは急行があり、片道15分でパディントン駅に着くので便利だった。
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ハロッズのゴディバ・カフェで頼んだミルクチョコのクレープ。
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久しぶりに食べたフィッシュ・アンド・チップス。コーヒーと合わせて8ポンドと格安。いい店を見つけた。
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