2020年04月
このコロナ混乱の真っ只中、サイバー安保ではまた別の問題が。主にアメリカ人を含む2億6千万人分のFBアカウントの情報が流出し、ダークウェブで売られているという。値段は全部で500ポンド、約6万7千円である。
流出した情報はアカウント保持者の名前、メルアド、電話番号、生年月日、住所など。先日書いた、ズームの問題を公表したサイバー関係の会社が突き止めたという。
ハッカーはこんな時でも容赦しない。先日も、FBIの幹部が、
For cybercriminals there was this brief shining moment when we hoped
that gosh cybercriminals are human beings too, and maybe they would
think that targeting or taking advantage of this pandemic for personal profit, that might be beyond the pale. Sadly that has not been the case.
と言っていた。
専門家でない限り、「博士」号を持つ人間さえも信じるべきでないことを示す重要な記事。
アメリカでも「ドクター」フィルや「ドクター」ピンスキーら非専門家がコロナの間違った判断をし、批判されている。
今の日本の雑誌や新聞等メディアを見ても、まさにこの間違った状況が毎日繰り返されている。
我々が本当に目と耳を向けなくてはならないのは、世界中に数人しかいないはずの、普段はメディアに出ないがしっかり研究している専門家の言うことだ。専門家が存在するのはこのような時のためであるはずだ。
米海軍軍艦にサインを送るイラン兵。コロナの時期でも緊張関係は続く。
今日は買い物のため、2週間ぶりに車に乗って外出した。普段は家におり、外に出るのは散歩のための30分ほどだ。
近くのスーパーでは7割ほどの人がマスクをしており、ソーシャル・ディスタンシングは2メートルほどで守られている。マスク着用率は若者の間で低い。アメリカでは若者の感染率が上昇しているのにも関わらずだ。
この種の生活は長引く可能性があるため、長期戦のための心理的な準備が必要だ。ハーバードの研究では2022年まで続くようだ。また、ハーバードの経営陣の発表によると、大学勤務者の今年の昇給や人事採用は凍結されたようだ。加えて経営陣は給料の25%を返納しているという。
昇給や人事採用に関しては、私立のコーネル大や公立のミズーリ大学もそのような措置をしたと聞いた。うちの大学も時間の問題だろう。
偶然見つけた興味深いビデオ。
Zoom 利用者は要注意。50万人以上の利用者の個人情報がダークウェブで売られているようだ。
Zoom に渡した個人情報は中国政府にも既に渡っている可能性が高い。現時点では問題解決と言っているが、先日も書いたように、恐ろしい情報が出てくるのはこれからだ。
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