Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部で教えています。政治学部准教授、国際関係学科主任、そしてアジア学科主任。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。

2020年05月

デイリー新潮「 尖閣周辺で中国船が挑発行為、海上民兵による上陸作戦なら海自は手出しできず」

デイリー新潮のこの記事は面白かった。



この程度まで作戦面の分析をする記事は珍しい。シナリオの順序を変えればより読みやすい分析になるだろう。




今年のアメリカ政治学会のプログラム

9月に開催予定のアメリカ政治学会のプログラムが発表された。掲載されている私のパネルは以下の通り。日本人の研究者の方と同じパネルのようだ。


ウサギとリス

近所で見つけた野性のウサギ。
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うちの近くで見つけたリス。
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中国軍に関わる中国人留学生へのビザ対処

トランプ政権が、在米中国人留学生への対応を強化しようとしているようだ。対象となるのは中国軍に関与されると思われる留学生。対象になると学生ビザが無効化され強制的に国外追放されるようだ。



この記事によると、トランプ政権が懸念しているのは、留学生が米国内でスパイ活動を行ったり、知的財産を奪ったりすることだという。結果として在米の三千人から五千人の留学生が対象になるかもしれないようだ。つまりそれくらいの数の留学生が、中国軍との関与が疑われていることを示す。

しかし、それほどの数の人間がスパイの可能性があると思われているのなら、そもそもなぜ今まで何もしていなかったのか、という疑念が沸いてくる。

プリンストン大社会学部の発表

プリンストン大社会学部の発表によると、来年度の博士課程は入学者を取らないとのこと。コロナ不況による財政問題が原因のようだ。



次年度の受験は競争率が相当高いものになるだろう。ただ、少なくとも今年と来年のジョブ・マーケットが大変な状況になるだろうと予測すれば、学部の動きとしてはわからないものではない。

これはプリンストン内のほかの学部までどれほど影響を与えるだろうのか。政治学部には社会学部の志願者が多少流れるだろうから、競争率も多少上がるだろう。

そして他の大学はどのように動くのだろうか。優秀な学生を取りたいと思うだろうが、財政状況が悪いのはどの大学でも同じだろうが、プリンストンよりも酷い場所は結構あるだろう。
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