木曜日は加藤教授のプレゼンの後、3時半からお隣ブルッキングス研究所で研究員をしているキャロラインと会ってコーヒー。彼女はエール大歴史学部の博士候補で、普段毎週末に一緒にアメフトをしている共通の友人ブランドンに紹介してもらった。いろいろ質問があったのだが優しく答えて頂いた。

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午後6時半、雪の降る中フォーシーズンズ・ホテルに赴き、コロンビア大大学院のレセプションに参加。参加者は数百人の立食パーティ。私も珍しくスーツで参加。残念ながら私の同期を一人として確認することはできなかったのだが、私が昔専攻していた国際安全保障政策を勉強している現役大学院生数名と知り合った。つまり私の後輩である。彼らはこの狭いワシントンの中で頑張ろうと、一般的に「あっ、安保の人ね」と偏見交じりで言われ続ける学問的少数派として、金はないが夢と希望と誇りを持って努力する数少ない同士でもある。彼らと話していて少し驚いたことはコロンビアで安保を勉強しているアメリカ人に日本に興味のある人が多かったこと。必ずしも親日というわけではないだろうが(反日系の知日派は多い)。

また、今回知り合った人の中に日本の外交官が一人いたので話してみると、外務省での共通の知り合いを数名確認。世界は狭い。彼との話の中で日米同盟を叩いて更に今回のインド洋再派遣のことで攻めてたら(彼自信は不関与、「補給支援法が成立」参照)「あまりいじめないで下さいよ」の一言…。ごめんねー。

いずれにせよ、残念ながら卒業後は私は政策から離れ学問の世界に足を踏み入れたが、後輩のためにできることがあるなら努力する。何らかの形でサポートができればと思う。