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火曜は午前10時から米軍関係のブリーフィングに参加。最近ワシントンで急速に巨大化している Center for a New American Security と、ここ数年で世界でも有数の高級雑誌に様変わりした Foreign Policy の共催によるもの。場所は Willard Inter-Continental Hotel にて。トピックは最新号に掲載されている米軍の軍事指標について(The U.S. Military Index)。

今日の注目は、最近米軍を退役しCNASに文民の研究員として加わる事になったナーグル中佐(参照:米軍系情報をいくつか)。CNASデビューである。彼は将来の米軍を代表する頭脳の持ち主で話も上手だが、それが今後どの程度、そしてどの期間ワシントンで通用するかはわからない。来年のアメリカの新政権(ペンタゴンとホワイトハウス)への参加を思っての決断だろうが、大統領選挙の動向がこれほど予想不可能な段階で、私にとっては今一そのギャンブルに同意できない。これに関しては何人かの米軍通と話したが、彼らはナーグルの立場とこのタイミングを理解する一方(私も理解はできる)、では「軍に残っていたらどうなっていたか」との半事実の質問をすると納得のいく答えは返ってこない。

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昼食前にはホテルを後にし仕事場に向かった。週末明けで溜まっていた作業を片付けた。

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写真:ナーグルは右から2人目。

来週日曜から10日ほどワシントンを離れます。