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火曜日は何を血迷ったか午前1時に起床。そのまま博士論文の研究を進める。職場に赴き9時、ランド研究所の所長と会談。その後は研究所の幹部の方々と数分間グループで談笑。

12時前述の対反乱軍戦略の発表会に参加するため同僚数名とダウンタウンへ。今回はナーグルやキルカレンなどの大物が登場したが、結局話の内容は戦場地域の警察能力を高める必要性やら「学ぶ」軍隊の必要性など、ここ数年既に議論に出尽くされたものが中心。既存の古い議論にイラクやアフガニスタンでの各々の戦場体験談を混ぜて話し観客を魅了する典型的な方法だが、私にとってはこの種の old wine in a new bottle は退屈に過ぎない。しかもナーグルの場合は一般の観客から高い期待を受けていたにも関わらず、発表時には単に自分の担当論文を読んでいた。キルカレンにも少し期待してはいたが、あまりの怠惰に彼の番が来る前に私は同僚と途中退場、帰社。ところで、このように重要な発表会に日本人研究者・外交官が皆無なのを不思議に思う。

1時半過ぎ、研究所に戻り仕事を進める。3時、ボスのデイビッドと会議。彼は多忙のスケジュールなのにも関わらず私にはとても多くの時間を割いてくれる。私にとっては理想の上司で、今回恵まれたとつくづく思う。4時過ぎ、職場のアナンが医科大学校に入学するための離職・お別れパーティに参加。

疲れが溜まっているため定時で帰宅。夕食も取らずにそのままベッドに倒れこみ、午後10時過ぎ起床午前一時過ぎ、再び就寝。

水曜日、職場には午前7時過ぎに参上。9時、ペンタゴンの戦略課から中東専門家を招きサシで会合。アフガニスタン・パキスタンでの対テロ活動の一環としての戦略作成過程のブリーフィングを受ける。冒頭、「のり、これらの問題は機密事項が多すぎてあまり話せないのよ」と言ってはいたが、話が進むにつれ結構なネタも疲労してくれたのには嬉しい意味で驚いた。相手はエール大博士号所持者の将来有望な若手役人だった。

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写真:ホワイトハウスにて。