今日の大学新聞によると、我が大学の学部生のオバマ支持率は81%まで達するという。

Poll: 81 percent of Penn students prefer Obama

このブログには何度も書いているが、極端に南部の大学もしくは宗教色の強い大学を除く大多数のアメリカの高等教育機関がリベラル思想に傾く中、我が大学はその中でも特に顕著に進歩主義を謳歌している。進歩(対:保守)という言葉が意味するとおり、学問においてそれは一般的に批判的であるのと同時に建設的な考えを尊重し、学問の進歩は単純な競争の論理まで短縮する事ができる。

私も授業の中でよく、来週の大統領選挙をネタに出しながら生徒に国際関係学の質問をする。オバマが当選する場合、アメリカの現在の世界覇権はどう変化するのか。マケインが当選する場合、近い将来アメリカと国連の関係にどのような影響があるのか、など興味深い質問事項は多い。

授業での議論が進行するにつれ、保守派のマケインを支持する生徒は数的に押され気味になるが、そんな不利な環境の中でも必死に反論する彼ら彼女らの態度を見ていると同時に応援したくもなり、私も時には devil's advocate よろしく保守派のふりをして議論に参戦する事もある。

私の授業では政治思想や宗教観をほぼ完全に切り離し生徒を採点しており、またそのことを生徒にも一番最初の授業で伝えてもある。私が過去担当した生徒の中でコテコテの保守派で完全なAを取った生徒は当然数的に少なくなるが、同時にそんな頑張った生徒を持ち彼らの努力を reward し続けた自分をある意味誇りに思うこともあるのは否定できない。