先日載っていた記事。ワシントンに「日米研究インスティテュート」という名の政策研究機関が設立されるとの事。今後は文化、財政、言語など色々な問題に直面するだろうが、私はこの設立に大賛成である。

東大など5大学、米に政策研究機関…外交・経済などテーマ

話を聞くと様々な問題で少し発足が滞っていたようだが、日本の大学・研究業界にとっては素晴らしい進歩である。国籍の壁を越えて国際交流のできる能力の高い日本人若手研究者が世界で羽ばたく稀な機会であり、そんな彼らには独自の研究テーマを持ち、ワシントンの小さな日本人コミュニティのに出、自己の能力を最大限に発揮できる環境の中で大いに頑張って欲しい。研究内容はもちろん安保・軍事面の進歩に期待をする一方で、ワシントンでしかできない、特に必ずしも日本・日米関係と直結しない内容の課題を、様々な手法を用いて多角的に研究して欲しい。