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今日は授業の中で国連の話題が出たため、私の国連での経験の話を生徒にした。

大学卒業直後、ニューヨークの国連大学のオフィスで夏休みの間、そしてその後1年近くアメリカの国連グループでインターンシップをした。

自分にとっては初めてとなる国際社会への露出に最初は戸惑う時期もあったが次第に慣れ、国連に関する肯定的な面と否定的な面の両方を少しずつ理解する事ができるようになった。あの時は国連バッジを胸に下げる自分に陶酔しながら歩き、国連安保理の協議会場に一人ポツンと座って国際政治の「最高」の場所に感動しながら自分の将来を模索していた。

日本の国益に直接利益をもたらす限り国連を支持する考えを一般的に持つ私だが、そんなある意味極端な(現実主義的には健全な)考えは、この短かったが刺激的な1年の間に得られた面白い経験が元になっている。