朝は7時にハノイの最高級ホテルで静かに目覚め、ビュッフェ・スタイルの朝食を堪能。ディエン・ビエン・フーで経験した先日の貧困旅行の疲れを取る。食後、専属のトラベル・エージェントに相談して午前中の予定のブリーフィング。9時過ぎ、シブくハイヤーを手配、30分後、ハノイ西部にある目的地の「装甲車両博物館」(armored vehicle museum)に到着。

カツカツと足音を鳴らしてハイヤーから降り立ち、入場料を払わずに館内へ。ベトナム戦争を中心とした展示物に感嘆した後は地下に潜り、ベトナムがソ連から輸入したT?54戦車に囲まれてシブくポーズ。

再びハイヤーでホテルに戻り、部屋で少し休み1時過ぎ、昼食へ。ベトナム料理の代表といえるフォーの専門店で舌鼓を打つ。3時過ぎ、ホテルのプールで一泳ぎ。もちろん全コース独占状態。プールサイドのリクライニング・チェアに腰掛け、来週クアラルンプールでインタビューする予定のマレーシア警察の方の著書を読む。あいにくの曇り空にシブシブ屋内に戻り、サウナとジャグジーで汗を流す。



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今回のエントリーはもちろん、事実の歪曲、誇張、そして多少の妄想を含む。発展途上国で生活する人間が書くブログに多いこの種の自慢・贅沢話、書き手が自分であろうと嫌気がしてならない。

第三世界でこんな生活をし、その事実を飲み込み続けるためには相当の割り切りが必要だと思う。もしもこの世界での開発・発展問題に自分が携わっていたら、こんな贅沢、自分自身が抱くであろう道徳的な葛藤でまず長続きはしないだろう。ホテルの一歩外を出れば事実上のスラム街であるこの町で、平等社会のユートピアを夢見続ける社会主義のこの国の中で、どうして己だけ贅沢をしながら他者の開発に従事できよう。他国を、そして他者を開発する行為が生み出す大きな道徳的問題をどうして黙認できよう。

第三世界における開発・発展問題の当事者と話す限り彼らは割り切っているのが大半のようだが、それでも道徳問題は解決されないし、実は逆に悪化させているとも思える。

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そんな事より、これに注目↓

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