週末なのにも関わらず土曜は7時起床。眠い目を擦りながら朝食を取った後、すぐに大学に赴き仕事開始。学部寄って郵便局寄って図書館寄って。

遊びてー。

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博士過程で私が学んだ事の一つに、良い後輩を持つ大切さがある。

この数年の間、私の学部のライアン、ティム、ロゼラ、バーバラら将来有望な後輩に何度も助けられてきた。論文の構成、主張、データの扱い方など、私や指導教授らが思いもしなかった問題点を数々指摘し、さらにその解決法を伝えてくれる。博士論文とは別に進めている論文も、私が頼めば多くの時間と労力を割いて読んでくれ、建設的な意見を惜しむ事なく共有してくれる。就活に関するアドバイスでさえ、後輩の彼らがくれるのである。

私の学部には国際関係学を専攻して卒業した人間はここ数年数えるほどである。また、このブログに何度も書いている通り、私には日本人の先輩と呼べる人が誰一人いない。ハードな軍事学をマスターし先を行く同胞の先輩がアメリカどこを見てもいない。私の学部に長い間いる人に尋ねても、日本人の博士候補がいたと記憶している人はいない。私がペンに来てからも、学部のビルの中で日本語を使った記憶はほとんどない。従って私には問題に直面しても相談できる、母国語を使って心を開いて話しをする先輩がおらず、必然的に同期や、軍事問題を専門にする後輩に頼らざるを得ないのである。