木曜は正午からコーネル大のピーター・カッツェンスタイン教授が我が学部で世界の文化についての講義。最新本のイントロの部分を1時間ほど話した。日本の安保についても何冊か書いている彼らしく、特に理由もなく日本を世界文明の一つと位置付けていた(ハンティントンに同意する形で)事に違和感があったため質疑応答の時間に、その根拠を質問させて頂いた。その日の夕方に学部の国際関係学科にて、博士候補数名でピーターを囲んで1時間ほど座談会。アメリカの大学院事情の話を広く話した。

金曜は昼間に久しぶりにいつもの連中とバスケ。夕方から今年初めての東アジア学の院生グループの会議に参加。友人の二ールとネイサンが各々の研究論文の発表し、質疑応答を通して議論。内容的にも満足のいく時間だった。

ただ、ここに来て体調管理の難しさを味わった。ここ数ヶ月の大変なスケジュールのお陰で疲れが溜まっていたのかついにダウン。思えば博士論文を書き始めて3年以上経ち、未だに完全に休みを取ったのは2年以上前の1日のみ。ここ数ヶ月は休日も全て返上で、週末も関係なく毎日執筆を続けていた。今回は疲れている時に時々かかる消化不良と酷い頭痛に苦しみ、少し休憩が必要だった。幸いにも数時間で回復したが健康の必要さを身を持って実感した。