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博士論文提出まであと数日。無事に終わりが近づいてきたためか、最近別の研究トピックのことを考えるようになった。

2ヶ月ほど前に書いた、天文学への興味。天文学を使って政治学と国際関係学にどう貢献できるか(逆も然り)、ここ数日ずっと考えている。ただ肝心のトピックが絞れず、従って研究方法も決められず、従って必要な文献も定まらない。宇宙の限界、惑星や隕石の動き、宇宙人との戦争(冗談に聞こえるが私の分野の人なら一度以上真剣に考える)などに特に興味があるが、それらが既存の政治学の枠組みにどう当てはまるのか、そして当てはまらずどのような考え方が必要なのか、分からない。

とりあえずクーンやラカトシュの科学の哲学の著作を読み返したが少し漠然過ぎるし、どちらかというと哲学や社会学の分野に属し、私が得意とする国際関係学や安保学には当てはまらない。後輩のハオチアンに薦められたハイゼンベルクの Physics and Philosophy を読んでみたが、少し今の自分には難し過ぎる。大学で天文学は学んだが、物理は高1以来ご無沙汰だからね。

ただせっかくここまで膨れ上がってきたこの興味、大切にしたい。このブログを読んでいる方で(他力本願)お薦めの文献をお知りの場合は是非ご連絡下さい。お願いします!