ここ最近は研究を進めながらも基本的にはゆっくり過ごし、週末にはフィラデルフィア美術館に行ってきた。毎月最初の日曜日には客が好きな額の入場料を払えるというサービスを利用して。当日、館内は混んでいたが2時間ほどで充分回れた。

世界各地の美術品が贅沢に並べられていた。アジア館では日本庭園と茶屋までもが本格的に展示されており、多くの客が写真を撮っていた。そして特に充実していたのが近現代ヨーロッパ美術で、圧巻なのはやはりゴッホの「ひまわり」とセザンヌの「大水浴」。ただそれにも劣らず私の注目を引いたのは、題名は忘れたがリバプールのドックでの景色。かなり昔の作品だったが写真のように精密に描かれていて観ていて興奮した。


今月後半にはニューヨークのメトロポリタン美術館に行ってこようと計画中。
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そういえば数ヶ月前の出来事。詳しくは書かないが記録に残しておきたい。

ある大学から就職面接のオファーを頂いた数日後。その日は朝8時ごろ学部に到着。学部ビルのホールを借りきって一人でひたすらプレゼンの練習。数十分間の発表の内容をパワーポイントを使って全て暗記し完全なものとする。予想される質問にも予め自分で答えを用意し、後はクラウゼウィッツのいう「摩擦」に対する動揺を最小限に食い止めるよう、心理的に備える。

午前10時、学部ビルのフォーラムにて、学部の同僚を招待しての予行練習。数年前に私に質的政治学を教えてくれたロジャースが顔を出す。アメリカ政治が専門の彼は私の博士論文委員ではなかったが、彼の授業を取ってから良い関係を維持してきていたし、一般的に彼の意見は突出して素晴らしいため、数日前にオフィスに顔を出して個人的に頼んでいた。他にも指導教授のエイブリー、国際関係学科助教授のアレックス、マイク、そしてジェシカ、同期のデイビッド(ファリス)、デイビッド(スタインバーグ)、後輩のライアン、バーバラ、ロゼラ、グラント、ハオチアン、ステファン、エミリーの合計14人が来て応援してくれた。将来の記録のため、ここに書いておきたかった。

約20分のプレゼンの後は、質疑応答。もうすでに何度も助けてもらっていた後輩の多くから、そしてより鋭い視点と経験を持つ教授陣からも、質の高い質問とアドバイスを受けた。全体的に肯定的なコメントが多く、ここ数ヶ月の間の進歩を感じた。もう既に何度も私のプレゼンを聞いてコメントしている後輩のライアンからは今までで最高の出来だと評価され、また、期待していたロジャースからの第一声が「エクセレント」であり、発表後のエイブリーからの「大丈夫だろ」という言葉で自分に確信を持った。それらを通して、数日後に迫る本番のジョブトークでの最大限を努力を自分に約束した。

終わり