数週間に渡って書き続けているフィリピンの反乱軍の論文は、順調に進んでいる。関連文献を調べると、フィリピン国内の学会ではこのトピックについての研究が進んでいる一方、アメリカの政治学会では関連論文が極めて少ない。現地から一次資料を集めては論文を書き続ける毎日が続いている。

日本滞在中に進んだ反乱軍の組織論や戦略論の研究が良い土台となって、フィリピンでの非対称戦争の事例に役立っている。慶應大学で行ったゼミで使った資料の中のサンプルにフィリピンでのケースがいくつか含まれており、その時直接扱うことはなかったが、その資料のネタが重要な背景になっている。

今回の研究をする過程では、今年3月にマニラ地域を出張で訪れ、政府関係者との交流や面白い経験をすることによって多くを学んだ。まだ分からないが来年も同じく同国への出張になるかもしれない。今回のプロジェクトを米空軍がスポンサーしている事実から発生するプレッシャーももちろんあるが、いい意味での期待から得る研究のエネルギーも多い。

写真は前回訪れた格調高きマニラ・ホテル
CIMG0247