今日のワシントンポストのブログから。

Japan summit? What Japan summit?

http://www.washingtonpost.com/blogs/post-partisan/post/japan-summit-what-japan-summit/2012/05/01/gIQATghGuT_blog.html

日本では大体的に報道されている野田首相のワシントン訪問、こちらアメリカではその情報さえ得るのが大変なくらい、注目されていない。この記事によるとホワイトハウス訪問時の公式夕食会を開かずにオバマ大統領はアフガニスタンに出発した模様。実際アフガニスタンでのニュースはしっかりとテレビやネットで報道されている。一方で夕食会で野田首相と同席したクリントン国務長官は夕食を「時間通りに」終わらせたあと、中国へ飛び立ったようだ。この記事に書かれている通り、ニューヨークタイムズ紙にも今回の訪米の記事は見当たらない。

もちろん今回の訪米にはより下のレベルで多くのイベントや情報交換がなされているのが事実だろうが、果たしてこれが首相にとって正しいゴールデンウィークと税金の使い方だったろうか。先週末の日米合意の文章だけで十分だったのではないだろうか、疑問に思う。外遊の本来の目的と目的地を再考する必要があるように思える。