アメリカ政府機関の一部はシャットダウンしていても、このブログは24時間ノンストップののりっぺです(言ってて恥ずかしい…)。皆様こんにちは。

私も空軍所属のシビリアンとして10月1日より強制休暇(英語で言う furlough)を命じられ、悲しい意味で歴史的なこの日を迎えることになった。昨晩の段階では下院と上院の間でオバマケアへの譲歩が見られなくとも、1日以降の政府内に一時的な予算を回すアレンジメントはいくつか存在するため(stopgap など)、正直言うと楽観視していた。だがワシントン現地時間の午後11時を過ぎた時点でシャットダウン不可避との報道がテレビであったので、半ば諦めながら朝を迎えることになった。

今朝はいつも通りの時間に職場に顔を出し、治りかけの体に鞭を打ちながら、職場で休暇に入る準備をした。9時からはシビリアン職員全員に校長直々の伝達事項があり、会議室に集まって今後の予定の説明を受けた。一部では今朝から職員は来ないと報道されているが、実際はそうではなく、今回発行された強制休暇の命令書にサインをするため、そして他の仕事もするため、職場には一度戻るのである。

また、一部では essential personnel のみが強制休暇の対象外だと報道されているが、その表現では、強制休暇の対象者は non-essential、つまり不必要の要因なのか、と誤解されてしまう。今回の強制休暇対象者は今日の時点で40万から80万人もいるのである。なので現実は、ここ数日政府内で回っている事務文書を見ると、 exceptional personnel (例外的な職員)と表現されているのである。誤解を招く表現をできるだけ避けるよう色々気を付けているようである。

それで思い出したが、日本語で「有識者」(グループ、懇談会、など)という表現がある。私は今一つ好きになれない。そのグループに属さない人間には識がないのか? そんなことがあるはずがない。変えるべきである。