先日書いた、グリーンウォルドの新書を読了。新しい情報満載で面白かった。特に彼とスノーデンが知り合う部分と、香港への渡航の過程、そして香港での共同作業の部分などは新鮮な情報が多かった。

これは他の媒体でも書かれているが、やはりスノーデンは単なる技術屋ではなく、それに加えて諜報活動のトレーニングを受けているようで、それが現れる部分が幾つも書かれていた。今回の騒動は近い将来映画化されるのではないかと思う。

この一冊のキーワードをあえて一つ挙げるとすれば、グリーンウォルドとスノーデンの最初の密会で使われた、「ルービック・キューブ」だろうか。そしてスノーデンは香港のホテルからメディアを巻くために乗ったタクシーの前で既に、変装している。

この本では中盤は今回明るみに出たプログラムの幾つかを検証し、後半部分ではアメリカのジャーナリズムや個人のプライバシーの話がされている。個人的にはスノーデンとの香港以降のやり取りにも興味があったが、書けない部分や公表できない面もあるのだろう。

読んでいて、2か月前に読了した「レッド・セル」を思い出した。この一冊はフィクションのスパイ物語で、ワシントンや北京を中心として様々な活動が記されている。スノーデンのように主人公は変装もするし、その詳細も詳しい。

あまりない自由時間を使って読んだスパイ関係の図書は、ここ数か月でこの2冊だろうか。