東大大学院 軍事研究一定程度可能に

東京大学における軍事研究の禁止について [その他] (広報室)

なる記事を読んだ。朝日新聞はどうしても逆の解釈を国民に促したいようだが、それも特に驚くべきことではない。東大の重要な第一歩である。東大のほかの学部もこの変化に続くべきである。

日本が普通の国になる貴重な進歩で、ほかの大学も続いてほしい。海外でしっかり安全保障を学んだのに日本では居場所のない、今までのような環境も改善されるかも知れない。ブレーンドレインも多少は改善されよう。これにより日本国内の安全保障学の質も高まるかもしれない。近い将来海外に出てくる外交官や政治家に、より健全な安全保障学のトレーニングを予め与えることができるようになろう。

この種の主張はもちろん、「軍事研究を奨励している」と一方的に解釈する人間がいるだろうが、そうではない。あくまで東大のような日本を代表する大学が世界の基準に近づくことの重要性を強調したいだけである。