今回の体験搭乗のコラムの出版後、結構な反響があったことに気が付いた。読者の方々にしっかり読んで頂いて嬉しく思う。あのコラムのメッセージが少しでも広く伝わることができれば幸いである。

特に私が嬉しく思うのは、コラムを読んで頂いた方から直接感想を伝えられるときである。去年ワシントンで開かれたアメリカ政治学会では、会場のホテルで初めてお会いした教授の方から、海外の政治学で活躍する日本人のことを書いたコラム(「若き日本の政治学者よ、世界への知的貢献を目指せ」)が良かったよと感想を伝えられ嬉しかった。

また、先月東京で講演を行った際も、確かメディア関係の方だったろうか、講演終了後に私と名刺交換をしている際、JBプレスの記事を読んで下さっていると打ち明けて頂いた。

他にも、初めてお会いする方から「ブログを読んでいるよ」と打ち明けられる場合もある。

そうするのはある意味勇気のいる行動である。初対面の人間にある種の種明かしをするわけだから、それをすることにより相手との社会関係を一瞬のうちに部分的に形成してしまう可能性がある。

そしてその勇気ある行動をする人間はあまり多くない。その数が少ないということを私も知っているので、単に貴重だと感じるだけでなく、そうして正々堂々をしっかり相手の顔を見て言える人こそ大切にしなくてはならないと感じる。