セントルイスに引っ越してきて2か月が経過する。大学の仕事にも慣れてきた。前職は軍隊、今は民間とシステムや環境などの違いはあれど、授業と研究が中心の生活は変わらない。良い同僚にも恵まれ仕事も効率的に進んでいる。

授業で教える生徒も主に男性が中心の四十路グループから、女性の方が多い20歳にも足していない元気なグループに変わり、多少の調整を要するが、国際関係学を教える事には変わりがない。

セントルイスの街にはもう秋が訪れている。朝は涼しく、日中の気温も30度に達することはほとんどない。アラバマはこの時期もまだ暑いだろうし、四季もあるといえばあるかも知れないが、秋は数日で終わってしまう。一方でここは雪も降るため、フィラデルフィア以来となろう数年ぶりの降雪を楽しみたいと思う。