極めてタイトなスケジュールの中で論文を一本完成させ、一年以上に渡って連載させて頂いている「治安フォーラム」に寄稿した。今回の内容は今月下旬に行われたトランプのシリア空爆が日本にどのような意味をもたらすかについてである。具体的には、シリア空爆がどのように朝鮮半島を刺激し、それに対して日本はどう反応すべきか、という内容である。

ここ数日は日本のメディアや論壇も北朝鮮関連のニュースでいっぱいで、日本社会で多少の混乱を招いていることも理解している。普段からの国防に対する意識がいかに重要で、国民を守るために普段からしっかり準備しなくてはならないという事実を明確にする状況である。

また、今回の緊張関係は北朝鮮側のみが起こしたのではなく、日本の同盟関係にあるアメリカ、そして特にトランプ政権に大きな責任があることを理解すべきである。そして今回の一連の出来事がそもそも必要であったのか、などの点についても議論が進むべきである。