米国務省が21日に日米同盟に関するファクト・シートを発表した。政治・軍事局が担当したこの書類は中身が薄い。私がいた空軍でもそうだったが、基本的に政府声明の多くは意図的に具体性を制限するものが多く、これも例外ではない。書いてあることは在日米軍の基本的なことから対日武器輸出、国際社会における日本の役割などである。

トランプ政権になり優秀なアジア・日本専門家が不足していることもあり、日米関係にもこれが顕著に現れている。特に日本が懸念しているはずの、そして日米同盟でも重要な部分であるはずの東シナ海情勢に対する政策が欠けている。また、緊張関係が増す対中、対露戦略も言及されていない。事実関係を述べたファクト・シートではあるが、語ってない部分も多いファクト・シートである。