今後数日に渡り、ウラジオストクでの出張について書き記したい。

まず、ウラジオストクでは一部のホテルや観光名所以外では英語や日本語はほとんど通用しないため、ツアーなどでなく個人で動く場合は、どうしてもロシア語の知識が必要になる。私は大学時代に学んだだけであるため、相当忘れていた。なので出発前にネットのロシア語サイトを用いて重要表現や単語を思い出してから、渡航した。実際に現地に着けば半強制的にロシア語を話す環境に入るため、その後は多少の会話が可能になる。

今回使った航空会社はアエロフロート系のオーロラ航空。乗ったのは小さなプロペラ機で、成田空港のゲートから一度バスに乗って飛行機に乗った。乗客の7割がロシア人と思える人で、残りはアジア人。成田発とは言え、スチュワーデスや機長は日本語を話さず、ロシア語と英語を高速で話す。

機内にある雑誌を見ると、オーロラ航空は北方領土でも運航しているようだ。現在進行中の領土交渉と平和条約の締結後は、これにどれほどの影響があるのだろうか。

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2時間半ほどでウラジオストク空港に到着。そこにある他の飛行機はみな古い。

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軍用とも見れるヘリコプターを発見。この後、飛び立った。

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空港内の様子。綺麗である。

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観光客を巨大なマトリョシュカが迎える。お土産として市内で3つ購入。

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ウラジオストクを出発する飛行機のリスト。

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マイナス15℃の低気温の中、空港からはタクシーで滞在場所へ。高速を飛ばしてホテルには1時間ほどで到着。今回泊まったのは韓国系のロッテ・ホテル。暖房も効いてお湯も出て、良かった。

時差ぼけで朝4時ごろ起床。5時、ウラジオストク駅まで散歩した。

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極寒の中歩き続けるのはそう簡単なことではない。ホテル近くの喫茶店 Pirogovaya は午前8時に営業開始。ここでつかの間の休憩と燃料補給。

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