木曜日はお隣のワシントン大学に赴き、CSISで研究するセス・ジョーンズ博士の講演に参加した。彼の話の中で注目された部分はタリバンとの交渉で、それが現在と今後のアフガニスタンとパキスタンにどう影響し、トランプ政権によるアメリカの「撤退」が何を意味するのか、というものだった。私も最初の本でアフガニスタンの対テロ戦争に関して分析しているので、とても面白い話だった。

講演の模様。この写真では席が半数ほどしか埋まってないが、その理由は講演の終わりの時間にこの写真を撮ったからである。講演は最初から満員御礼だった。
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講演の後は主催者からの招待でジョーンズ博士らとの夕食会に参加した。場所はイタリアンの Acero。ワシントン大学の職員が好んで使う場所である。ジョーンズ博士は、私が10年以上前にランド研究所で夏休みの研究員をしていたときに時間が重なっている。その時の話も含めて盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができた。