全米でも大型の大学になるユタ大学が、先月ランサムウェアのサイバー攻撃を受け、総額5千万円近くの身代金をハッカーに払ったようだ。
幸運にも保険をかけていたため、支払いが部分的にで済んだようだが、大きな額である。
また、他の大学にとっても人事ではない。コロナの混乱に乗じてこの種の攻撃は増えており、今後もサイバーディフェンスは重要であり続ける。
保険会社としても支払額を最小限にしたいため、公での取引を嫌がる傾向にあり、必要であれば裁判を起こして保険金を受け取ろうとする企業もある。
ペンシルベニア大学政治学部博士号取得→アメリカ空軍戦争大学勤務→現在はセントルイス大学の政治学部准教授及び国際関係学科主任。専門はサイバー、国際安全保障。航空自衛隊幹部学校客員研究員(2016-18)
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