週末は近所の男の子の7歳の誕生日で、自宅前でパレードが開かれた。

そう、パレードである。

アメリカの都市近郊地域におけるコロナ期の誕生日会は、ソーシャル・ディスタンシングなどもあり、友達を自宅に招待して一緒に祝うという伝統が中止されているところがある。

代わりに、友達ら家族が自家用車に乗り、待ち合わせ場所で一列に並び、その子の家の前を一列で通りながらクラクションを鳴らしたり、窓の部分にメッセージを書いたりしながら、お祝いするのである。

我々ははす向かいに住んでいるので車には乗らず、自宅前で祝いながらそれを見ていたのだが、今回のパレードの目玉は消防車。男の子の父親が消防隊員なので、同僚に頼んだのだろう。パレードの先頭でやってきて、例のサイレンを大音響にして祝っていた。

もちろん苦情を言う家などない。