極寒の数日を経て、セントルイスも少しずつ暖かくなってきた。まだ雪は残っているが、明日も今日のように最高気温が10まで上がるので、すぐに溶けるだろう。

大学の仕事は忙しく、週3の授業に加えて研究執筆と事務の仕事、そして生徒からのズーム会合のリクエストに追われている。ズーム技術の拡散で、私と話しをしたいという学生の数が増えたような気がする。自宅でサクッとテレビ電話できるのであれば、わざわざ大学の教授のオフィスに行きたがる学生は少なくなるだろう。また、今週は大学に合格した生徒のなかで、国際関係学を専攻したいという人もいるので、その人とも話しをする。

少しずつ読んでいる「深夜特急」は1冊目を終えたところだが、購入時に抱いていた期待は少し薄れてしまった。残りの章で私の気持ちも変わるかもしれないが、この目的の無い旅行記は(良い意味でいう)高校生向きの冒険書であり、社会人含める大人にはあまり向いていない。マカオでのカジノの場面など、わざわざ数十ページも費やしてまで特記する内容も含まれていない。ギャンブルに合わせるわけではないが、2冊目に「かけている」。