Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

国際関係学のススメ

エアパワー研究への論文が完成した

しばらく書いていた論文が最近完成し、エアパワー研究の担当者に送付した。

育児で研究執筆の時間が取れないが、限られた機会を使って完成することができて嬉しい。また、このような機会を与えられて名誉に思う。

大学新聞からのインタビュー

先月受けたインタビューが大学新聞に掲載されたようだ。

今回話したのは、過去に本を出版した教員として他のどの図書を夏休みの課題として薦めるか、ということだった。私が選んだのはカート・キャンベルが去年出版したアメリカのアジア政策のもの。私はピボットを政策としては特に高く評価しないが、重要な政策だったのは間違いなく、その中心人物が描く政策像の過去と将来を理解することが大切だと思うため、この一冊を選んだ。

添付した写真は去年ミャンマーで行った陸軍との会談の直前に会議室で撮影したもの。この会議室が位置する陸軍基地の情報はネット上でも極めて少なく、珍しい一枚だと思うためこれを選んだ。

「トランプのドゥテルテ外交は日本の防衛にどう有利に働くか」が出版されました@治安フォーラム

07101838_59634b23530bc連載させて頂いている「治安フォーラム」にて、拙著「トランプのデゥテルテ外交は日本の防衛にどう有利に働くか」が掲載されました。

今回はフィリピンのデゥテルテ大統領とアメリカのトランプ大統領という、最近トップの座に躍り出た首長の特徴を分析し、この二人が今後どのような関係を築くのか、そしてそれが日本にとってどのような意味をもたらすのか、という問題について考えました。

興味のある方はぜひどうぞ。

サムズ・クラブで販売中のドローン

サムズ・クラブでこの比較的高い値段なら良質のドローンだと考えられる。年末にはホーム・ディポで50ドルのドローンがクリスマス・プレゼント用に売られていた。

ドローンに関しては「治安フォーラム」にて去年の今頃、「慎重論はびこる環境でドローンをどう考えるべきか?」という論文を寄稿させて頂いた。

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米外交政策の教科書

9780393919431_300秋学期のアメリカ外交政策のゼミで使う教科書が決まった。幾つもの業者から何冊も取り寄せて時間をかけてきめたのが、ジェントルソンの American Foreign Policy

決めた理由はいくつかある。著者はアメリカ国内政治の専門家であるぶん、外交政策の国内基盤の話が富んでいる。私の得意分野でない所が補える。安保、経済、その他の国際問題も幅広く網羅されており授業が構成しやすい。また、短いながらも他の専門家の著名な論文も添付されており、宿題としてもだしやすい。

先日には気合いの入った生徒から夏休みの宿題を示唆してくれと頼まれた。この意気が学期末まで続くよう祈っている。
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