先週の金曜日は会議を6つこなすために大学へ。その中の一つが今年度の受験合格者で最も価値の高い学長奨学金の候補との会合だった。
この奨学金は4年間の大学費用が全て免除になるもので、アメリカ全国から候補がこの数日間に大学に集合し、大学関係者との最終面接審査を受けるものだ。名誉ある奨学金であるためその数は少なく、特に大きなイベントというわけではない。
私は国際関係学科主任として、国際関係学と政治学を主選考にしようとしている候補たちを学部に招待し、保護者を混ぜて懇談した。この懇談自体は審査ではないため参加者はリラックスしており、政治学に興味を持つ人たちに我々がどのようなプログラムを行っていることを説明し、質問に答えることを目的をしている。
その日はあいにくの雪となったが、20名を超える参加者が学部ビルを訪れ、学部の会議室は満席となった。同僚のウィンと行った懇談は予定時間の1時間を超えた。プログラムを簡単に説明すると強い興味を持つ学生や保護者から幾つもの質問を受けた。政治学・国際関係学に相当強い興味を持っていることが明らかで、懇談が終わるとウィンと共に喜んだ。
今後数週間はこの種のイベントが数多く並んでいる。今回のは小規模だが、これからは一般合格者との懇談などが予定されており、主任としてそれに参加することになる。今学期も忙しくなってきた。