Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

ペンシルベニア大学政治学部博士課程を卒業し、アメリカ空軍戦争大学で教鞭を取った後、アメリカ中西部のセントルイス大学の政治学部で教えています。国際関係学、安全保障、東アジアの政治学を担当しています。ここ数年は日本の軍事力と文明間の紛争の研究を進めています。 このブログでの意見と表現はあくまで著者個人のものであり、必ずしも関係機関の政策を反映するものではございません。

教育・TA・学部

日本のお菓子をアメリカ人の学生に食べさせる日

毎週月曜に教えているアメリカ外交政策のゼミでは、時間帯が夕方ということもあり、スイーツを生徒に与えている。普段は近くのスーパーで買ってきたケーキなどを出すのだが、次回は授業の内容が日本ということもあり、こんなものを用意した。

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他にもいろいろ考えたが、日本と言えばやはり煎餅。アメリカ人の学生がどう反応するのか楽しみだ。下のきっとカットは少しずつアメリカ人の間でも浸透してきた。アメリカでは中々感じることのできない、日本人の想像力と製造能力の高さをしっかり感じて欲しい。

国際関係学教授のオファーが決定

学部では国際関係学科の教授採用の過程を終え、一人の候補に仕事のオファーをすることが昨日決まった。昨日の午後に開かれた教授会で私は先頭をきって別の候補を押したが、最後の決選投票で6対5で敗れた。残念だができることはやった。あとは学部が一丸となり、オファーを出す候補にできるだけ良く考えてもらえればと願っている。

今回の学部会議では中々白熱した議論が繰り広げられた。私の意見に真っ向から反対する上司との対決は中々見られないものだった。とは言っても空軍にいた時代から採用のことに関しては私も自分の意見を上司に向かって公然と述べてきたため、初めてのことではない。いずれにせよ、このように自由に発言させてくれる学部にはとても感謝している。そしてこれはこの学部の強みであると感じている。

今週後半からはアメリカ政治の教員の採用の最終プロセスが始まる。どの候補におさまるか、今から楽しみだ。

アメリカ外交政策の授業

今学期教えているアメリカ外交政策の授業、実は大学生をしていたちょうど20年前に履修していた。当時はあまり勉強せず大学のカフェテリアでバイトばかりしていたのもあり、周りについてゆくのも困難で、成績はあまり良くなかった。アメリカに来てまだ2年目で英語があまり上達しておらず、苦労していたということもあったのかも知れない。それなのにこうして生徒に教えているのは面白い運命である。

コロンビアで修士号を目指していた15年前、再びアメリカ外交政策の授業を取った。その授業を教えていた教授が好きだったということもあり、またその教授に気に入られたこともあったのだろう、その時は真剣に勉強して、A-を取ることができて嬉しかった。その授業は博士候補も履修するものであったので、Aではなかったが、A-をもらって特別な思いをした。

そしてその後、アメリカ政府である程度の経験を積み、こうして外交政策の授業をしている。本来ならば日本の外交政策の授業もするべきである。環境が整ったらぜひ挑戦してみたい。

ヒラリー・クリントンがコロンビア大学の教授に

File_What_Happened_(Hillary_Rodham_Clinton)_book_cover報道によると、ヒラリー・クリントン・元・大統領候補がコロンビア大学の教授になるという。

この重要な時こそ、経験を踏まえて教育の世界でしっかりと貢献して頂きたい。

What happened という、今回の大統領選挙について書いた著書を出したばかりの元候補の授業はおそらくそれについての言及が中心になるだろう。教育の視点からはプラスとマイナスの点が見受けられる。

ただそれでも伝えられるべき点は多い。それに期待して正式の決定のニュースを待っている。

国際関係学教授の採用

私の学部では国際関係学の教員を公募したのだが、その最終候補が3人、決まりそうだ。今朝、Search Committee のメンバーが集まり3人に絞り、それを学部のメンバー全員に提出した。中々バランスの整ったトリオで自分でも満足している。この中から一人しっかりした人に決まればいい。

SCでの仕事は中々大変だが、やりがいはある。今朝のように授業の無い日でも集まらなくてはならない場合もあるが、自分にとって学ぶことも結構ある。
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