Politologue Sans Frontieres 「国境なき政治学者」

セントルイス大学政治学部教授。国際関係学科主任。元米空軍教員。

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2011年12月

ベルサイユとモンサンミシェル

ここ数日はポスト・クリスマスの年末のパリを楽しんでいる。

ベルサイユ宮殿では寒い中、長時間の入館待ちを経験しながらも一度中に入ると感動の連続。歴史、政治、建築や文化に興味ある人間として楽しめる歴史的人物や物語が数多かった。意外なところにあったナポレオンの像を見つけたときは嬉しかった。

今回は霧と寒さ(これは想定内)に悩まされたが、宮殿の庭にも出て短いながらも楽しく歩くことできた。

そして今回のメイン・イベントの一つ、モンサンミシェル。写真は後ほど掲載するが、ここはやっぱり感動する。パリから電車とバスを乗り継いで片道4時間は大変な旅行だが、行く価値は十分ある。また、パリからの電車はあのTGV。電車好き人間にはたまらないセットである。

島に上陸するとそこから小さな可愛い小道を歩き、道の両側に位置する土産屋を見ながら上にあがる。その時点ですでに多くの写真を撮った。

その後は修道院に入り、大きく綺麗なテラスのようなところに出、そこから素晴らしい景色を満喫した。

修道院を出ると、帰りのバスが来るまで時間があったので、お土産を幾つか購入し、モンサンミシェル名物のオムレツや好物のムール貝、そして生牡蠣を昼食にオーダーして堪能した。

パリに戻ったのは夜になってから。TGV発着のモンパルナスから地下鉄でピラミッド駅へ。界隈に乱立する日本食のレストランでラーメンを食べて帰途に着いた。

モンマルトルの丘からマビヨンへ

ここ数日は自由きままにパリを探索。

2日目はモンマルトルの丘を登ってサクレ・クール寺院をめぐり、その隣に位置する有名な広場・市場でイチゴチョコのクレープを頂く。丘を下って地下鉄に乗り、今度はオペラ座へ。周辺を回ってからパリの日本食材店が多い地域を歩く。

日が暮れるとルーブルに足を伸ばしてエリアを探索。再び地下鉄に乗って今度はシャンゼリゼ通りへ。大通りを歩きながら夜の凱旋門を見て、通りにあるカフェにて休憩。ホテルに戻る。

3日目はモンパルナスへ赴き、今週中に予定しているモン・サン・ミシェルへの旅行切符を購入。その後は地下鉄に乗り、市内でも有数のハイクラスな地域を歩く。

夕方になるとポン・ヌフへ。お気に入りのボーン・シリーズの映画にも出てくる、市内最古の橋からセーヌ川の景色を写真に収め、今度は川沿いを歩いてシテ島に渡り、ノートルダム大聖堂へ。聖堂内をツアーしステンドグラスのあまりの美しさに感動する。その後は近辺を歩き、オデオンを越してマビヨンへ。サンジェルマン通りに位置する Georges Larnicol というチョコレート専門店にてマカロンとチョコレートを幾つか購入。その高級感たっぷりのチョコに舌鼓を打ち、帰途に着いた。

パリ到着

23日にアトランタを出発し、24日のイブにパリ到着。エッフェル塔が見えるホテルに滞在中。冬のパリは初めてだが雰囲気は素晴らしい。

最初の夜は予約していたフランス料理の店、L'Atelier du Parc へ。クリスマス・コースを堪能。フォアグラと魚のスープが圧巻だった。

その後はエッフェル塔の回りを散歩。午後11時に数分間流したクリスマスのライトアップが綺麗だった。

日本が世界政治の中心ではない理由

Why Japan is not setting the global agenda

先日送られてきた記事。同感するところが極めて多い。アメリカで活躍する邦人でも同調する方は多いのではないか。この記事は邦訳して広く議論されるべきだと思う。

英語だが読める人は読むべきだと思う。

デイブ家のクリスマス・パーティ

週末は元同僚で友人のデイブ宅のクリスマス・パーティに招待された。

ワインとオレンジジュースを持参して10分ほどのドライブで到着。いつもの家族メンバーと久しぶりに挨拶をして、写真にあるディナー・テーブルで好きなものをピックして、初めて会う多くの人との会話を楽しんだ。2時間ほどでおいとましたが密度ある、楽しい時間だった。

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北朝鮮の最新のニュース

ふとCNNをつけてみると北朝鮮に関する最新のニュースが飛び込んできた。今回の出来事の東アジア全体への意味合いを考えるのと共に、8年前に私が書いた小論文を思い出してみた。

「対北朝鮮政策は外交に基づく現状維持を」

基本的なラインをサラッと読んでみたが、つい昨日まではこの論文の考えに近いものを持っていたと思う。ただ今後の北朝鮮の指導部の性質や政軍関係を考えてみる場合、未知の問題が極めて多い。

今後の北朝鮮は少しずつ対外政策の融和化の方向に進むと見てはいるが、短期的な視点からは政策の安定性ははっきりとは見えてこない。

今年の授業は全て終わったため今週の職場は静かになると見ていたが、明日の月曜からどうやらそれは違うようだ。

パキスタンと中国のサイバー攻撃

授業が終わってから新聞を読む時間が増えた。そんな時間を使って今週末読んだ中で気になったのが、ビル・ケラー氏の「The Pakistanis Have a Point」。米紙には比較的珍しい、他国の歴史や視点に注目して書かれた良い記事だ。今まで知らなかった米国との関係に関わる情報も書かれている。

わが大学院での一般的な授業の中や、南アジアの政治や軍事戦略の話になると必ず出てくる国の一つがパキスタン。私が今回担当したゼミの中でも、パキスタンに直接関わる本を使ったのに加えて、授業の中で何度もパキスタンの内政について話し合った。

私が教える東南アジアの授業でもパキスタンが出てくることはある。確かにほとんどの場合はそれはインドの外交政策の東南アジア進出という背景の下ではあるのだが、今後の東アジア内での中国の進出とインドの戦略バランスの中では欠かせないトピックの一つでもある。

もう一つ気になった記事は日本語の記事でも少し取り上げられているようだが、ワシントンポストの「China's Cyberwar」。日本の主要紙がここまではっきりと書くことは今の時点で想像し難いが、少なくともアメリカではこの種の議論は今後より活発になり、わが大学院でも何度も取り上げられることになろう。民間では極めて限られた量の情報しか見れないが(軍隊内でも限られてはいる)、議論の活発化に伴い新たな視点が生まれるのは間違いない。

事実、先日日本の自衛隊関係者が我が大学院に来られた際に私も応対し議論に参加させて頂いたのだが、その会合の中でも中国のサイバー攻撃のトピックは何度も出てきた。

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今日はこれからこちらでお世話になっているデイブ夫妻のクリスマス・パーティに行ってきます。

大学の合同写真

最近少し胃が痛い。元々あまり強くないほうだが、今学期味わった多少のストレスの影響か…。

ところで先日撮った、大学教員陣の全体写真が更新された模様。リンクはここから。今年は太陽がまぶしかった…。

faculty and staff - click for larger image

クリスマス・パーティの季節

去年に続いて今年も。テラスから見る秋模様。

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秋とはいっても今日の最高気温は23度。明日もそう。12月だとは思えない。とは言っても今が季節だから仕事にはコートを着て行く。中はカジュアル。授業の日も緊張が解けてきたらネクタイ無しでブラウスにチョッキなどでまとめている。

授業は今週で終わり。生徒の論文の採点には時間が少しあるからリラックスしてできそう。

金曜日の午後は大学主催のクリスマス・パーティ。そして今週末は元同僚でここで可愛がってもらいっているデイブ夫妻の家のクリスマス・パーティに参加してきます。

期末試験の採点とアセアン・センターに関すること

金曜日は期末試験の採点のため自宅から仕事。今週末の大半はその採点と本の執筆に費やしている。

毎回そうだが、論文や試験の採点から学ぶことは多い。普段の授業から生徒たちのアメリカ外交政策や軍事戦略に関する考えは少しずつ気づいてはいるが、実際に書かせてそれを読み各々の意見を感じ取るのは非常に面白い。もちろん軍隊内で特定の考えを押し付けることなどしないため、生徒それぞれが違った意見をぶつけてくる。私が持つゼミには海外からの留学生(ランクは基本的に全員大佐)も数名いるので、彼らから聞く話も新鮮なものが多く、同時に彼らがアメリカ人生徒と同調する時や反対意見を持つ時もとても興味深い。

かつては前政権の政策を強く称賛していた生徒が、授業を通じて新しい視点を学び、期末試験では限りなく現政権の方向性に近づく者もいれば、逆の生徒もいる。どちらが正しいということはないのだが、一般的なトレンドとしては、中東の政情であろうが、南アジアの軍事状況であろうが、現在の commander-in-chief の考えに沿った意見が多く見られた。ブッシュ政権の時に同じような兆候が見られたもの事実ではあろうが、より少なかった可能性もあると思う。ただ同時に今後の政権の政策に対する軍事問題の専門家としてのアドバイスや厳しい見方を含むことも忘れない。

話は変わって…。

政治家の河野太郎氏のブログを読んでおり、学ぶことが多いのだが、最新のエントリーはとても興味深い(「官僚の退職金…返金へ。」)。国際関係学に興味を持つ方はこのエントリーを読むべきだと思う。

大きなピクチャーや事実関係を確認することは私はここではしないが、書かれていることがもしも本当ならこの事件を暴いた人間の功績は大きい。私が担当している授業ではアセアン含む東南アジアの政情について大きく扱うため、この種の記事は非常に興味があり役に立つのだが、同時になぜマスコミがこの件について書かないのかが気になる。河野氏の言う徹底的な追及が必要だと思う。
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